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2016年12月29日木曜日

ホリイフードサービス売却完了 居酒屋チェーンの将来は明るくないと思う。

こんにちは。

今日は、最近の取引からです。

ホリイフードサービスを売却しました。

ホリイフードサービスは、茨城県を中心に「忍家」などを展開する会社です。そもそもこの会社は、お米優待につられて買ってしまった銘柄で事業内容をしっかり検討せずに買ってしまいました。

投資単価が安かったのも気軽に投資した要因の1つです。一応PBRは1前後で、自己資本比率も外食産業にしては55%と極端に低くはなかったです。配当は7円/年と利回り1%程度でした。結局一番の魅力は株主優待ということで投資を開始しました。

2014年7月 550円 100株 買い

株主優待は、年1回で2000円相当の優待券ですが、優待券を返送するとお米が4kgもらえます。

しばらくは、業績もぼちぼちで、株価も600円を超えているときもありました。しかしながら居酒屋のチェーン店という業務形態では、ここから業績が上向いていくという見通しは考えられませんでした。

それで、幸楽苑HDに続いて売却することにしました。
2016年12月 582円 100株 売却
一応売却益が3000円くらいでました。
その他に今までに 配当558円x2回 株主優待のお米4kgx2回 をゲットしました。

業績が今一つで今後について心配している銘柄を売却するとすっきりして、すごくいい決断をしたように感じます。気分の問題なので本当にいい決断だったかどうかはわからないわけですが、それは気にしないことにしています。

やはり、ちょっとやそっとの業績不振でも安心な財務の堅実な銘柄に投資するのがいいなと改めて思いました。

2016年12月13日火曜日

カーシェアリング事業で業績好調なパーク24が海外展開を加速

今日は、私の保有株:パーク24についてです。


カーシェアリング事業が好調で、業績が順調に伸びているパーク24が、海外事業を加速させます。

コインパーキングの「タイムス」で知られている国内駐車場事業で最大手のパーク24。昔はただの駐車場屋さんだったのですが、いつの間にかたくましく成長して、今はカーシェリング事業が順調に進んでおり、とてもいい感じです。


過去の投資の詳細は、こちら。
投資の軌跡2009 パーク24 ただのコインパーキング屋さんだったのに、大きく成長しました。


 しかしながら、日本国内はすでに人口減少に転じています。長期的にみればこれから自動車も減少し、駐車場事業は、地道に稼いでくれることはあっても大きな伸びは期待できません。今はカーシェリングの伸びにより業績は順調ですが、近いうちに成長は頭打ちとなることは間違いないものと思っています。

そのような中で、個人投資家が安心して長期投資をするためには、海外での稼ぎを重視しなければいけないと考えています。

それでパーク24についても、現状では含み益も多く、増配も続いているので、しばらくは継続保有しているつもりではあるものの将来的には、処分のタイミングを考えなければいけないかなぁと思っていたのですが、海外事業にも力を入れていくようですので、このまま継続保有で大丈夫かもしれません。

世界11か国で駐車場事業を展開している”Secure Parking”ブランドの駐車場事業のうち、5か国での事業を買収・グループ化することが決まりました。
オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・マレーシア・イギリスの5か国で、このうちイギリスを除く4か国では、最大手の駐車場となっています。

国内の駐車場が約64万台であるのに対し、今回買収する駐車場事業は、計30万台で、合計100万台が間近となる規模になります。

パーク24は、2006年から韓国・台湾には進出していましたが、それ以来の海外進出となり、買収額は180億円の予定です。株式の80%を取得し、20%は元の所有者が継続保有することで合意しているとのこと。

パーク24も海外事業でしっかりと稼いで、安心して長期保有できる企業になってくれることを期待しています。

2016年12月4日日曜日

トランプ相場の今後ついて予想してみた。日経平均は上がり過ぎだが、下げるまでには時間が必要。

こんばんは。

アメリカ大統領選挙後は、予想外の株価上昇が続いていますが、今後どのようになっていくのでしょうか?


アメリカ経済については、トランプ次期大統領が公約を実行していけば、アメリカ国内で多くの資金が投入されて経済が上向くとの観測から、株価は上昇を続けてるわけです。
もともと景気は上向きでしたから、雇用統計に不安がなかったし、株価も心配ないとなれば、12月の利上げは、まず間違いないところでしょう。

また、OPECの原油の減産合意を受けて、エネルギー関連の企業は業績の改善が期待されるところです。

となれば、ドルが買われて、円は対ドルでは円安になるわけですね。

それで、円安+アメリカの株価上昇 となれば日本の株価も上昇することになりますね。

問題は、来年以降のアメリカの利上げのペースです。年間3-4回くらい利上げができるくらいの好景気が持続できれば、日本経済にも大いに良い影響を与えてくれるものと思います。

しかし、ながら好景気で利上げのペースが上がれば上がるほど、ドルも高くなり、アメリカ国内の企業には負担となることでしょう。

というあたりを総合的に考えると、現在のドル高・円安は少し進み過ぎとの評価が妥当であると思います。そして、日本の株式相場も上げりすぎだと思います。

そうするといつ下げるのかということが気になるところですが、皆が日本の株は上がり過ぎだと思ってるうちはなかなか下がらないのです。上げりすぎだと思っている人たちが、我慢できずに買い始めるまで下がらないのですね。

上げ相場を演出しているファンド勢は、がめついですから、慎重な態度の投資家が重い腰を上げるまで頑張るでしょう。そして、これはもう下がらないなと皆が考え始めた頃に手じまいが始まるのです。

私の少し妄想のはいった予想ではそんなところです。

ただし、アメリカ経済が好調であることに変わりはありません。そして多くの日本企業が北米で稼いでいるわけですから、日本企業の業績もそれなりに良くなるでしょう。
ですから、株価が下がると言ってもそれほど大崩れにはならないと思っています。

自分では、このように予想していますが、相場が下げてくるまで我慢できるかどうか、それが問題だと思っています。




2016年11月24日木曜日

トヨタ自動車 その2 いきなり投資用資金のほぼ全額を突っ込む そして我が家の主力として大活躍


こんにちは。
短期売買をやめて優良企業への投資へと舵を切った話は、以前書いたのですが(下記参照)、細かいことは書いていなかったので今日はその辺を書いていこうと思っています。

トヨタ自動車:短期売買はあきらめて、日本を代表する超優良企業に投資対象を変更する話。


2003年9月に、3490円で100株勝ったのがトヨタへの投資の始まりでした。

そして、なんと、翌2004年5月には、当時、株式投資のために用意した資金のほとんどをつぎ込んで1000株買ってしまいました。

2004年5月 3960円 1000株 購入

何を思って突然1000株買ったか?は、ちょっと覚えていません。

その後もトヨタにつぎ込んでいきます。

2005年4月 3800円 200株 購入
2006年5月 6200円 100株 購入
2007年2月 8150円 100株 売り
        8160円 100株 買い 
      この取引をした理由は? 覚えていません。
2007年4月 7500円 100株 買い
     8月 6370円 100株 買い

株価が8000円を超えたあたりで一部を利益確保しておくことも考えたのですが、迷ってるうちにリーマンショック。

ずるずると株価は下がっていきます。

2008年12月に2800円 100株 買い

とやっと買い出動をしたのですが、株価が戻るかどうか不安になってきて、すぐに新たに買った分だけ売却してしまいました。

2008年12月 3020円 100株 売却

しばらくしたらやっぱり追加する気になって、

2010年6月 3200円 100株 買い

前回のリーマンショック前の高値の時は、売りそびれたので、今回のアベノミクス相場では、一部利確しました。

2015年2月 8000円 100株 売り  利益 約25万円
    3月 8500円 100株 売り  利益 約30万円
    3月 8750円 100株 売り  利益 約32万円

だいぶ株価が下がったので、100株買戻し

2016年5月 5500円 100株 買い

現在1500株保有です。
はっきり言って我が家の主力株となっており、年間20万以上の配当をもたらしてくれています。

ただし、あまり1社にウエイトをかけすぎるのは危険なので、今後もいろいろと地道に有望な会社を発掘していく予定にしています。



2016年11月15日火曜日

東北電力 その2(2003年~):安全・安心の資産株だと思っていたら・・・

東北電力のその後です。
2003年までの東北電力の投資については、こちらを参照してください。

東北電力:やっぱ安全・安心の資産株っていったら電力でしょ、という話。


さて、その後ですが、

2003年の段階で、保有株式は100株、平均株価は1768円。

しばらくは、そのまま保有。

2006年の年末にかけて、じわーっと株価が上昇していって3000円を超えたので、そろそろ売却することに決定です。

年が明けて、翌2007年の1月に3170円で100株売却。
利益は、約130000円。

株価が下がるのを、じっと待って2008年6月、2100円で100株購入。
すぐに2500円で売却。利益は36000円。

2009年には株価が2000円を切ったあたりから買い出動です。
2009年3月 1915円 100株 買い

その後2010年9月までプチ株でチマチマと積み立てて合計100株追加。

2011年の春は、期末に向けてまた株価が上昇していったので配当をもらうか、売却するか迷っていました。

そこにあの大震災です。

2011年には、東日本大震災の影響で原発がすべて止まってしまいましたので、沖縄電力以外の電力各社は大暴落をしていました。東北電力の原発は、無事に停止することができましたが、主力の火力発電所の3箇所(新仙台火力・仙台火力・原ノ町火力、あと八戸もだったか?)が大打撃を受けた結果、日本海側の無事だった火力発電所でがんばっている状態でした。

復活するためには、かなりの時間を要するとは思いましたが、いつかは復活するだろうと信じて少しずつ買い足しました。

2011年5月 1221円 100株買い
2012年 9月 531円 200株買い
2012年10月 629円 200株買い

この時点で東北電力は、計700株の保有となりました。
原発は動いていませんが(動かなくてもいいですけど)、主力の新鋭火力が完全復活して業績は改善、株価も復活しております。予想外に早い復活でした。
株価が500円台や600円台の時に投資できたのは、なかなかよい決断でした。

やはり、女川の原子力発電所が無事に止まってくれたの何よりでしたね。経営的にも、住民的にもです。

2015年になって、かなり株価は回復してきたので、少しずつ利益を確定していきました。

2015年4月 1500円 100株 売却  利益 46000円

     5月 1800円 100株 売却  利益 76000円

また、株価は下がってきたので

2016年6月 1207円 100株 購入

というわけで現在は、平均取得単価が1100円くらいで600株保有しています。



今後の方針ですが、少しずつ配当も増やしてきているので、配当を受け取りつつ、一部は利益確定の売りを常に考えていこうかと思っています。

安全・安心の資産株だと思って投資を始めていたのですが、何が起こるかわからないものですね。





2016年11月11日金曜日

アメリカ大統領選挙:トランプ氏勝利による大暴落で2銘柄が約定していたぞ。

こんばんは。

先日のアメリカ大統領選挙は、驚きの結果でした。



ちょっとトランプ氏が勝ちそうになって、市場が慌てて不安定になる予想でしたが、勝ちそうになっただけでなくて、そのまま勝ってしまいましたね。

市場が大きく下げた場合に備えて、いくつかの銘柄に指値をしておいたものが2つほどヒットしていました。かなり欲張って指値をしていたので、まさかヒットするとは思っていませんでした。

さて、その2つの銘柄ですが、エーワン精密とサンコールの2つです。

いずれも最近コツコツと投資をしている財務良好・割安株です。


エーワン精密


エーワン精密は、旋盤用コレットチャックとカムで高いシェアを持っている会社です。

自己資本比率は、90.9%と万全の財務です。さらに無借金経営をしています。

PBRは、0.55と十分割安だと思います。

配当利回りは、3%にちょっと足りないくらい。配当性向は高すぎることはないので、多少業績が悪化しても十分配当を継続できる余力はあります。

時価総額50億円に対し、現金同等物が45億円もあります。

もともと指標的に気になっていたのですが、ちょっと投資の単価が高いので迷っていました。2016年になって株式を2:1に分割したので、投資の単価が下がり今回の決断となりました。


そんなエーワン精密ですが、1700円に指値をして買い注文をしていたら見事にヒットです。
それも最安値でぎりぎりのヒット。たまたまですが、なんだか気分はいいです。

  1700円 100株 買い

もちろん長期保有でのんびりと配当をもらってゆく予定です。


サンコール


サンコールは、自動車向けのばね・リングなどの精密部品の製造をしている会社です。

自己資本比率は75%
PBR 0.42
配当利回りは4%超
筆頭株主は伊藤忠商事で24.9%保有なのは安心材料

昨年から利益が減少しているのが気になるところです。
それでも十分に配当は継続できる余力はありそうです。

そんなところでサンコールへの投資です。

  440円 100株 買い

こちらは、最安値とはいきませんでしたが、かなり安く買えました。

もちろんこちらも長期保有でのんびり配当をもらっていく予定です。


一時期、株主優待に目がくらんだ時期があり、保有株に外食や食品株が多くなっていたので、最近は製造業を中心に投資単価の小さいものに投資しています。

こつこつと財務良好・低PBR・高利回りの銘柄を集めています。
これを継続してセミリタイアを目指したいと思います。




2016年11月6日日曜日

今週は、アメリカ大統領選挙。日本の株式相場への影響は?

こんにちは。

今週はアメリカの大統領選挙です。
正確には、選挙人獲得選挙ですが。

日本の株式相場への影響はどうなるでしょうか。

まず、先日のFRBの決定は、利上げなしでしたが、12月には利上げする気十分です。
この辺は、おおかたの予想通りですね。

アメリカの景気は結構良いのだから、利上げできる時にしておいた方がいいと私は思っているのですが、なかなか慎重な判断が続いています。

さすがに、12月には利上げするでしょうが、その後はどうなるのか。また、コメントの微妙なニュアンスから利上げの時期を予想することになるのでしょう。

いずれにしても一時的には、円安・ドル高の方向になるでしょうから、日本の相場としては、歓迎すべきことになると思います。


さて、大統領選挙ですが、クリントンさんで決まりかと思っていたら、トランプさんもなかなかしぶといですね。選挙直前になって、各種世論調査でかなりの接戦になっているという結果が出ているようで驚きです。

各州ごとの総取り方式という選挙の仕組みが、またどちらに有利に働くのかわからないところが、結果を予測できない原因ですね。

クリントンさんが当選すれば、順当ということで、トランプ当選で一時的混乱が起こるかもということで様子見をしていた資金が戻ってきて、通常状態に戻るものと思います。

もし、トランプさんが当選した場合は、実際には景気に大きな影響がすぐに出たりすることはないはずなのですが、一時的に資金を引き揚げて、様子見にはいる勢力がいるので、全体としては下げるものと考えています。

暴落となるか、ちょっと下げただけとなるかは、計りかねます。


一番ありそうな展開としては、クリントンさんの当選は確実だと思いつつも、予想以上に接戦の州が多くなり、もしかしてトランプさんの当選もあるかもという不安が大きくなって、少し相場は下げるが、やっぱりクリントンさんの当選濃厚となり、もとに戻るという展開だと思っています。

したがいまして、下げた時に買えるといいな、と思いつつ、いくつか指値をしておこうと計画しています。


2016年11月5日土曜日

吉野家 その2 短期売買を断念した2003年以降


こんにちは。

吉野家への投資を開始した当時の話については、こちらを参照してください。

吉野家D&C(現:吉野家ホールディングス):専業トレーダーを目指してスイングトレードに挑戦するも、あえなく断念する話


スイングトレードを断念した後の吉野家の売買経過です。

2003年9月 1株 180000円 買い

2004年1月 1株 150000円 買い

2006年4月 1株 207000円 売り 39000円利益

2008年1月 1株 170000円 買い
  
     5月 1株 154000円 買い
 
      7月 1株 125000円 買い

2013年8月 1:100 分割

結果 400株 保有

その後は、株価が低迷したため、そのまま塩漬けにしてました。

少し買い足しておいても良かったような気もしますが、そのまま放置していました。

現在400株保有中。

現在の株価は、平均取得価格とトントンくらいですので、その間の配当と優待の分が利益ということになっています。

かつてのような爆発的な収益力はありませんが、何とか配当分くらいの純利益を出せるようにはなっていましたので、たぶんこのまま継続保有するものと思っています。

11月にはいって「牛すき鍋膳」の季節になりました。

かなりの高率で「牛すき鍋膳」を食べています。特に年配の方がこの季節になるとこれを食べるために吉野家にきているようですね。いい傾向です。

そんなわけで、この冬も「牛すき鍋膳」でたくさん稼いでくれますように願いつつ。


2016年11月2日水曜日

気づいたら寺岡製作所が約定していました。

こんにちは。

最近は、指値をしておいても、なかなかヒットしないので忘れていたのですが、寺岡製作所の指値が約定していました。

335円で指していたのですが、なかなかヒットしないので350円に指値を変更したのでした。

それで、349円 100株 買い となりました。

寺岡製作所は、粘着テープの専業。
もとは梱包用でしたが、今は産業用にも展開しています。海外展開では、伊藤忠商事と協力関係にあります。テープというのは地味な感じですが、なかなか不要にはならないように思いましてピックアップしました。


指標面のチェックです。

PBRは、0.33-0.35程度とかなりの割安。

さすがに、これ以上はなかなか下がらないだろうと。


自己資本比率は、83%と財務良好。
2012年に第3者割当増資をしていることもありますが、財務的には安心できます。


配当利回りは、3.3%程度とまずまずOK。
配当性向は3割程度で保たれており、財務も良好で安定配当を続けるのに十分かと思います。

2014年には赤字を出していますが、まあ大丈夫かなと

あとは、伊藤忠商事が株式の25%を保有しており、これも安心材料ですね。

1単元は35000円程度と安価なので、大きく株価が下げた場合は、追加投資する予定にしています。

2016年10月31日月曜日

本日、幸楽苑売却しました。

こんにちは。

今日は、珍しく株式を少し売却しました。

売却したのは、幸楽苑HDです。

幸楽苑への投資の軌跡は下記を参照してください。
幸楽苑:株主優待目的で長期保有 業績は微妙

もともと業績は微妙でした。
財務もあまり良好とは言えない銘柄。
優待目的で保有していました。

今期の中間決算では、タイの合弁事業を撤退した際にすべてを損失として処理していたもののうち一部の債権や出資分などについて、資金の回収ができたのでその分を利益として計上したので、少し利益が改善しています。

なのですぐに株価が下がることはなさそうだと予測しています。

長期的に見ると、現在の国内での利益では年間20円の安定配当はぎりぎりの状態。国外での稼ぎがカギになると思っていましたが、残念ながら撤退してしまったので魅力が減少しました。

全国ニュースにもなった異物混入事件は、人件費を削りすぎた結果、現場力が落ちているためではないかと考えました。

というわけで幸楽苑を売却を決定しました。



 2016年10月 1560円 100株売却  約18000円の利益

 
 昨年に売却した分と合わせて約38000円の売却益

 受け取り配当総額 約36000円

 株主優待 優待券2000円/年 x 10年分

 合計94000円の利益です。
 幸楽苑にしては上出来です。


毎回、決算の度にハラハラしながら見ていたので、これで心配しなくてすみますね。

やはり、長期のんびり投資は、株価を年に1回くらいしか確認しなくてもいいくらい安心できる銘柄がいいです。

それでは、また。

2016年10月27日木曜日

コカコーラボトリング、東西統合の次はキリンと提携。キーコーヒーは中間決算で増益、通期も上方修正。

こんにちは。

コカコーラボトリングは、やっと東西の統合の話がまとまったばかりですが、今度はキリンと提携するとのことです。清涼飲料業界も競争は激しく、これからの人口減少も考えると単独で戦うのは厳しいと考える会社もでてくるわけですね。





コカコーラの東西統合・キリンとの提携、効果は徐々にしかでてこないでしょうから、のんびり長期保有で成果を待ちたいと思います。

コカコーラ東西統合の話はこちらから。

 コカ・コーラ ウエストとコカ・コーラ イーストジャパンが統合を発表


キーコーヒーは、中間決算が増益、通期の予想も上方修正です。



通期の純利益は、10億円の予想を12億円と修正しました。

配当は、中間・期末とも9円で年間18円となります。業績悪化で減配してから徐々に持ち直しています。減配前の年間20円の配当まで、あと一歩のところまできていますね。

コーヒー豆の相場も結構大きく動くので、高値の時に商品への価格転嫁ができないと経営的には、結構きつくなるわけですよね。

そんなときにも財務的に余裕があれば、株主としては安心して業績が回復してくるのを待っていられるのです。優待銘柄だからつぶれなければいいか、という考え方でもいいのですが、良好な財務体質は優待銘柄であっても安心して長期保有できます。

今年もコーヒー豆の相場は、また高騰しています。

ベトナムでの干ばつだった上に、他の産地も天候不順の影響が出ており、ノブスタ種の価格が上昇しています。アラビカ種も今年は裏年のため、収穫量が減少する予定で価格が上昇しています。
 もちろん、折込済みのことと思いますが、ちょっと心配しています。

日本の株式市場全体が調子がいいこともありますが、株価では、コカコーライーストとキーコーヒーは、連日年初来高値を更新するという好意的な反応がみられました。

長期的にはこの株価がどうなってくるのかはわかりませんが、すぐに売るという選択肢は考えていません。

2016年10月25日火曜日

振り返ってみてびっくり!2010年から2012年は、新規銘柄への投資がなかった。

ここまで過去の投資を振り返ってきたのですが、なぜか2010年から2012年の投資が見つからないのです。どうやら、この3年間は、新規銘柄への投資を行っていませんでした。

これはびっくりです。

この3年間に何をしていたかというと、新規銘柄の発掘は一休みして、追加投資などを細々としていた模様です。


まずは、東北電力。

プチ株で2009年から2010年にかけて合計100株購入しています。

2011年には、東日本大震災の影響で原発がすべて止まってしまいましたので、沖縄電力以外の電力各社は大暴落をしていました。東北電力の原発は、無事に停止することができましたが、主力の火力発電所の3箇所が大打撃を受けた結果、日本海側の無事だった火力発電所でがんばっている状態でした。

復活するためには、かなりの時間を要するとは思いましたが、いつかは復活するだろうと信じて少しずつ買い足しました。

2011年5月 1221円 100株買い
2012年 9月 531円 200株買い
2012年10月 629円 200株買い

この時点で東北電力は、計700株の保有となりました。
原発は動いていませんが(動かなくてもいいですけど)、主力の新鋭火力が完全復活して業績は改善、株価も復活しております。予想外に早い復活でした。
株価が500円台や600円台の時に投資できたのは、なかなかよい決断でした。

次は、トヨタ。

トヨタは、100株だけ追加投資しています。
2007年の株価が8000円を超えていたあたりでは、迷った挙句に売らずに継続保有を選択。
結果は、株価は3分の1以下にまでなりました。そんな残念な心境の影響か、あまり追加投資の意欲がわかなかった様子です。

2010年6月 3200円 100買い

これだけでした。
トヨタの株価は、再び8000円を超えるまでになるわけなのですが、そこまでは予想できませんから。

その他に投資した銘柄は、三国コカコーラボトリング、ゼンショー、伊藤園、イオン、サトー商会です。

・三国コカ:2011年に100株追加購入。
・ゼンショー:2010年に70株追加購入。
・伊藤園:2009年から2010年で200株、2011年に500株追加しています。
・イオン:2011年に300株、2012年に100株追加です。
・サトー商会:2011年に200株追加しています。

売却・撤退した銘柄

・安川情報システム 2011年に4約44000円の損失で売却・撤退しました。
・日本製紙 四国コカコーラボトリングとして保有していたものの日本製紙に吸収合併されてしまったので、2010年に売却して終了としました。

この3年間の受け取り配当額は、2009年に大きく減らしましたものがその後徐々に持ち直してきました。

2010年 231991円 (前年比+30063円)
2011年 260853円 ( +28862 )
2012円 304742円 ( +43889 )


そんな3年間でした。
2013年からは、また新規銘柄への投資を再開です。

2016年10月21日金曜日

旭ダイヤモンド工業、大幅減益&減配。KOAはやや減益。あとキーコーヒーの話題を。

中間決算が続いていますが、今日は残念なニュースが2つです。

まずは今年、投資を始めたばっかりの旭ダイヤモンド工業です。

太陽電池向けの電着ダイヤモンドワイヤが想定を下回った影響で、通期の予想を下方修正。2017年3月期の純利益が半減の15億円程度となりそうだとのことです。

同時に年間配当も28円予定が14円となると発表されました。
株価が下がってくるところを待って投資するスタイルなので、どうしても買ったとたんに下方修正という事態はあり得ることだと思っています。赤字転落ではないし、財務的には余裕があるのでこのまま継続保有予定です。
一応、株価は、買値から上昇しているので、一旦利益確定という選択肢もあるのですが、下がって所を買い戻そうと企むとどうもうまくいかないようなので止めておきます。

追記)売り抜ける暇はなく、即日で株価は買値付近まで下落していました。


次は、KOAです。

こちらは、純利益が微減との発表。
基本的に安定した業績と評価していいと思います。このまま安定した業績でいてくれればOKと考えています。
株価は、一応買値より少し上がって含み益アリの状態。もちろんこのまま継続保有です。


そして、キーコーヒーですが、紅茶のリプトンの販売権を獲得したそうです。

コーヒー派の人と紅茶派の人は、あまり重なっていなさそうなので、紅茶の売り上げが増えてもコーヒー本体には大きな影響はなさそうですので、良い選択といっていいのでしょうか。

売り場的には、似たような並びでしょうから、キーコーヒーの販売経路が役立つものと思います。





2016年10月20日木曜日

2009年の投資のまとめ


2009年の投資のまとめです。


2009年に入っても、リーマンショックを機に下げに転換して世界的に加速した株安が継続。
まだまだ仕込み時は継続したいます。
新規銘柄は少な目ですが、いろいろ投資は継続しています。


年間受け取り配当総額
 201928円(前年比 -112740円)

 2008年は、受け取り配当は50000円以上の増加でしたが、2009年は、配当受取額が10万円以上の減少です。
 この年は、リーマンショックの影響でトヨタの業績が大幅に悪化しました。その結果我が家の配当の主力であるトヨタだけで、12万以上の減額でした。新規投資銘柄などからの配当では当然カバーできる額ではありませんでした。

この結果を受けて、トヨタへの集中はほどほどにして、今後は他の銘柄の発掘に励むのでした。

この年に新たに投資した銘柄


・ANA
・ハウス食品
・ダスキン
・壱番屋
・パーク24


2008年からの保有銘柄


・モスフードサービス
・幸楽苑
・安川情報システム 
・キーコーヒー 
・カブドットコム証券 
・トヨタ自動車
・DCMホールディングス
・JR東日本
・吉野家
・東北電力
・サトー商会
・三国コカコーラボトリング
・トラスコ中山
・ダイオーズ
・応用地質
・ゼンショー
・ハードオフ
・伊藤園
・前澤化成工業
・兼松エレクトロニクス
・イオン
・日本製紙

2009年に売却した銘柄

・極楽湯       利益 +14000円
・三井ハイテック  利益 +42000円
・ニチコン      利益 +58000円
・KOA        利益 +52000円

結構売却益がありました。

2016年10月19日水曜日

マルハニチロ 営業益最高 & ゼンショー 買収を再開

今日は、保有している株式の動向です。

中間決算の発表や予想がいろいろと出てくる季節ですね。

まずは、マルハニチロ。

2016年4-9月期の営業利益が前年比で約2倍の140億円程度となったようです。

特に国内の水産事業が好調で、さらに冷凍食品事業も好調を持続したとのことです。また、海外事業も現地通貨ベースでは順調に推移していたようです。
もしかしたら通期の業績予想も上方修正が期待できるでしょうか?

もともと堅実に安定して稼いでくれている会社ですので、短期的な業績はそれほど気にしているわけではないですが、業績がよくなるのは素直にうれしです。

冷凍食品については、旧アグリフーズ事件からは完全に立ち直った模様ですね。


そしてゼンショーです。

ゼンショーは、群馬のスーパー「フジタコーポレーション」を買収するそうです。
3,4年前に関東地方のスーパーをいくつか傘下に収めていたのですが、すき家のワンオペ問題で業績が悪化したため、拡大路線は一時中断していました。

すき家のワンオペは、よく強盗に狙われたことでも有名でしたし、ブラック企業と批判される原因でしたので、改善に乗り出して正解でした。改善に動いたのは遅かったのですが、かなりの大赤字を出してもワンオペをやめたという点は評価できると思っています。

ブラック度では、より上を行っていた印象のあるワ〇ミさんがいたので、不思議と実態の割には批判は少なかったように思っています。

それで、ワンオペ解消もだいぶ目途が立って、業績も回復したところでスーパーの買収再開ということです。ゼンショーのエンジンであるすき家の業績回復も大きいですが、傘下に収めたスーパー事業もようやく黒字化してきたところですので、拡大路線はうまくいきそうなところですね。
あとは、回転ずしの「はま寿司」も好調を維持しているようですね。

多角化を進めて地道に稼いでくれる会社が増えてくるとますます安心して長期保有できますね。

すき家の業績が回復して以来、株価は高止まりしており、かなりの含み益がありますが当面は継続保有の方針はかわらないです。

もちろん、マルハニチロも保有継続です。

2016年10月13日木曜日

モスフード再び

こんにちは。


2001年にはじめて買った株、モスフードサービスに再会する時がやってきました。
ご存じのようにモスフードは、私の好きなモスバーガーを展開してる会社です。

  はじめての株式投資については、こちら。
    モスフードサービス:はじめての株式投資


それで、株主優待目的で買いました。
モスフードは、外食産業の割に財務が良好で、自己資本比率は、70%以上ありました。当時から、優待の人気があったためか、割安ではなかったように記憶しています。PBRが1から1.5くらいだったでしょうか?

投資を開始したのは、2005年の事です。

2005年11月 1670円 100株 買い

     12月 1666円 100株 買い

2006年  4月 1695円 100株 買い

       9月 1700円 100株 買い

     10月 1660円 400株 買い

     10月 1658円 100株 買い
    

合計 1000株まで買い増して、平均取得価格は、1673円となっています。


現在株価は、3000円を切るくらいですので、130万円くらいの含み益となっています。

デフレからの脱却に合わせて、値上げに動いたのが成功して、業績は好調です。モスバーガーは、マクドナルドに比べてもともと明らかに価格が高いので、価格よりも商品の質を重視する客層であるという点が現在の好調の要因であると思っています。

そんなモスバーガーも業績が悪化した時期もありました。そんなときに財務に余裕があると復活まで安心してまっていられますね。

さて、なんで少し割高なのに1000株まで買いましたのか。
これは、株主優待の内容から判断しました。

当時から変わらずモスフードサービスの株主優待はモスバーガーなどで使える優待券です。

内容は

100株で 500円券x 2枚 年2回
1000株で500円券x20枚 年2回

となっており、100株でも1000株でも割合は同じです。

投資を開始した当時は、100株だと500円券x1枚 年2回となっていました。100株保有の場合と1000株保有の場合では、株主優待のお得度が異なっていました。

おそらく、以前は1単元が1000株だったので、1単元を100株に変更した時に100株分の株主優待を新設したのでしょう。そのころは今と違って、100株のような小口の個人投資家を歓迎していなかったのかもしれません。

それで、1000株まで買い増すと株主優待がお得になるので買い増しを決めたわけです。

結果としては、大きく株価は上昇しており、成功の投資となっているので満足です。

正直なところ、株主優待も500円券1枚では、モスバーガーではあまり楽しめないので、現在の株主優待のボリュームには非常に満足していますあ。
家族でモスバーガーに行くとかなりの出費になりますので、優待券が非常に有効です。

もちろん、最寄りのモスバーガーが閉店するまでは、間違えなく長期保有の方針です。

それでは、また。





2016年10月6日木曜日

イオン中間決算 最終赤字 

こんにちは。

イオンの中間決算がでました。

7年ぶりの赤字で最終損益は、53億円の赤字。



結局、総合スーパー部門の落ち込みが止まらず、赤字幅が拡大したようだ。
子会社となったダイエー関連の費用も大きかったようだが、こちらは一段落したので下半期は、少し期待できるかと思っています。

各地のマックスバリュやUSMHなどの食品スーパーたちは、だいぶ健闘しており、地道に稼げるようになってきた会社が多いようです。これは、好材料。

セブン&アイのように絶対的稼ぎ頭のセブンイレブンがいるわけではないのが弱いところですね。イオンのコンビニは、ミニストップ。

ミニストップは、早くからソフトクリームに力を入れる独自路線で一定の支持を得ているものの、規模では、セブンイレブン他の大手に大きく差をつけられています。赤字転落まではなさそうですが、グループを支えるような力はありません。むしろ配当しすぎなのでそろそろ減配でもおかしくないくらいです。

今後の勝手な見通しですが、ダイエーの再建が完了してある程度利益が出せるか、最低限赤字にならないようになれば、あまり心配はいらないと思っています。大幅な増益は期待していません。総合スーパーがそこそこの利益を出していればいいかなという感じで考えています。

長期的には、イオンが出店している地方都市の人口減少が本格化してきますので、それに合わせて規模を縮小するとか、撤退するとかいうマネージメントをきちんとしていかなければならなくなるものと考えています。

ここらへんのことが、うまくいかないようであれば、株主優待用に100株残して、残りは売却ということも考慮していかなければならないかなぁ。

そんなことも考えています。





2016年10月2日日曜日

コカ・コーラ ウエストとコカ・コーラ イーストジャパンが統合を発表


コカ・コーラ ウエストとコカ・コーラ イーストジャパンが統合を発表しました。統合の構想は、少し前からでていましたが、なかなか話がまとまらなかったようですが、ついに合意したようです。

イースト1株に対し、ウエスト0.75株を割り当てるという比率で決定です。

0.75株だと統合後は、端株が発生するので、あとで買い増しを予定しています。



統合会社の社長は、ドラガンではなく、ウエストの社長が就任する予定です。

統合で一番期待されるのが、コスト削減効果。
3年で200億円の効果がでることを見込んでいるようです。

突然に飲料市場が大きく成長することはないでしょうから、コスト削減など地道にやっていくことになるのでしょうか。
売り上げも安定しているので大きく崩れることもないと思っています。

統合後は、キリのいいところまで端株を買い増して、長期保有継続予定で考えています。

それでは、また。

2016年9月24日土曜日

投資の軌跡2009 ハウス食品 手堅い食品会社 優待もあり

こんにちは。

2009年の投資銘柄の最後です。

ハウス食品です。
最近は、ギャバンの完全子会社化や壱番屋の子会社化など積極的に動いているハウスです。業績も安定的でかつ、上向きとなかなか良好な感じです。

ハウスに投資した経緯ですが、まず株主優待銘柄としてピックアップしました。

指標面では、自己資本比率は60%台とまぁまぁ。
PBRは、0.6-0.7程度と割安度はOK。

配当は安定配当で配当性向は高くなく、配当余力は十分ありそうな感じでした。配当利回りは、1.5%程度で高いとは言えないが、株主優待もあるし、(勝手な思い込みですが)つぶれる心配はなさそうなので、投資することに決定です。

2009年2月 1403円 100株 買い

投資開始後は、株価は堅調に推移。

2014年あたりから相場全体の上昇にあわせて順調に株価上昇。
2015年には最高で2700円を付けました。

現在の株価は、2000円を少し上回るレベルで推移しています。

株価は60000円以上の含み益があり、受け取り配当総額も15000円を超えて順調に積みあがっています。

もちろん長期保有の方針です。

冒頭にも記載したように最近積極的な行動をとっているハウスですので、がつがつ稼いで安定的増配が進むことを期待しています。

気になっている点については、「ウコンの力」のような健康食品の売り上げが業績にかなり影響している点です。競合品も多く、ハウスの他の部門に比べて安定して稼ぐものではないように思いますので、その部分は業績が不安定になる要因かと思います。

健康食品に頼ることなく、安定的に稼げるようだと安心ですね。

2016年9月20日火曜日

今日は、リアルタイムで投資報告 クニミネ工業

こんにちは。

今日は趣向を変えて、リアルタイムで投資報告です。
先日発売した会社四季報をパラパラとめくりながら、銘柄を物色。

ピックアップした銘柄を数社指値しておいたら、早速約定していました。

約定していたのは、クニミネ工業(5388)です。

クニミネ工業は、ベントナイトの最大手だそうです。ベントナイトって?ですが、これからこの会社のことをいろいろ知っていこうと思っています。


指標面の評価です。

・ 自己資本比率は、82%と財務良好です。

・ PBRは、0.5未満と割安度充分です。

・ 配当利回りは4%。

・ 配当性向は、25-30%くらいで高すぎず、まずまず。

・ 業績は、ほぼ安定です。

というわけで、さっそく指値をしてみました。

株価の暴落に備えて現金を厚目にして過ぎていたので、地道に手堅い銘柄へ投資していく方針に変換中です。アメリカの利上げ問題など、まだ株価の変動しそうなことはいろいろあるので、いざという時に仕入れるタネがなくならないように注意しながら、受け取り配当を積み上げていきたいと考えています。

クニミネ工業 475円 100株 買いです。

この後、どうなるかわかりませんが、長期保有ですのでのんびり経過観察です。

それでは、また。


2016年9月16日金曜日

オートバックスセブン マレーシアのタイヤ卸に出資 今日は会社四季報発売

こんにちは。


保有株についてです。
最近の業績は今一つで、株価もだいぶ下降しているオートバックスセブンですが、海外事業のテコ入れのようです。

海外事業を新たな収益源に育てるべく頑張っているようです。
既にマレーシアでは、FCでカー用品店を展開しており、連携して黒字化をめざします。

国内の自動車関連事業は、今後拡大する見込みはないでしょうから、国内が利益を出しているうちに海外の事業を軌道にのせていってほしいものです。

株価は下降しているので、年間配当60円に加えて、株主優待が100株で3000ポイント(3000円相当)x2回となっています。


配当と優待の合わせた利回りは、7%を超えてきます。
投資資金は、14-15万円程度です。

海外事業の業績次第で魅力的な銘柄へと化ける可能性ありです。


さて、今日は会社四季報の発売日ですね。日経会社情報も同じです。
投資関係の雑誌はめっきり、読まなくなりましたが、四季報だけは、欠かさず買っています。
あとは、日経新聞読んでます。

結局、これだけで十分かなと思います。
投資を始めたころは、ZAIとか日経マネーとか読んでみることもありました。

実際に推奨銘柄に投資してみたこともあります。

詳しくは、

「 安川情報システム:雑誌の推奨銘柄を買ってみたら、いけてなかった話。 」

段々と自分の投資スタイルが確立してきて、それからはこの手の雑誌のお世話になることはなくなりました。

会社四季報を手に入れたら、

①まずは、株主優待一覧で変更・新設をチェックです。
 株主優待の変更に気づいていない時もありますので必ずチェックです。

②保有銘柄の記事をすべてチェックです。
 先行きが芳しくない銘柄については、今後の方針を検討します。

③あとは、時々ぱらぱらめくりながら、次の投資先候補を物色です。
 投資候補をピックアップしておいて、相場が下げた時に出動です。

こんな感じで四季報を使ってます。

それでは、また。









2016年9月14日水曜日

投資の軌跡2009 全日空(ANAホールディングス) もちろん優待目当てです。

こんにちは。

2009年の投資銘柄の続きです。

今回は、ANAホールディングスです。
投資開始時は、まだ全日本空輸という会社名です。普通は全日空と呼ばれています。

投資することにした理由ですが、株主優待目当てです。
株主優待と言えば、ANAとJALの航空券の半額割引券というくらいの優待銘柄です。

JALではなく、ANAを選んだのは、自分がANAにしか載ったことがなかったからです。これはたまたまです。

まぁANAもJALも大きな会社だし、つぶれる心配なんて全くしていませんでした。
なので、JALの破綻は、超驚きでした。
ANAじゃなくてよかった。と心底思ったわけです。

そんなわけで、指標とかあまり気にせず、投資開始です。



2009年6月 351円 1000株 買い

投資開始したとたんに、株価は、下降を続けます。
よくあることです。
株価は、買うと下がり、売ると上がるものと決まっています。

2010年には300円まで下がります。

2012年には、第三者割当増資があり、さらに株価は低下。
2013年12月 かなり株価が下がったので、そろそろ追加投資。
        208円 1000株 買い

これで、平均株価は280円くらいになりました。



業績は、多少の波はあるものの、おおむね順調で、配当も増加傾向。
いい感じです。

株主優待については、結局これを使って飛行機に乗ることはなく、金券ショップで処分しています。株主優待については、基本的に自分が使えるものに投資していますので、換金しているのはこの銘柄だけです。

株主優待券は驚くほどの高値が付いたりはしませんが、配当と合わせた利回りはなかなかのものになりますので、結果としてはいい投資になっています。

株価も300円前後で推移しており、含み損はない状態ですので、このまま配当と優待をもらい続けているのが良いと判断しています。




2016年9月10日土曜日

コカ・コーラ イーストジャパン 上方修正

こんにちは。

コカ・コーライーストジャパンが中間決算発表と同時に通期予想の上方修正を発表しました。

コカ・コーライーストジャパンは、2013年には三国コカなどと統合し、さらに昨年仙台コカも傘下におさめました。その後統合に伴い、いろいろ合理化を進めてきていたものと思います。

今回は、効率化と費用削減が計画を上回ったとのことで通期の業績予想を上方修正しました。
営業利益が40億上積み、純利益33億上積みとなっています。
前期の純利益が53億だったところから105億なので倍増の予想となりました。

ウエストとの統合問題はあまり進んでいないようですが、どうなるのでしょうか。
規模が大きいのでうまくいけば、こちらも大きな成果が出るかもしれませんね。

2016年9月7日水曜日

最近の投資から 富士変速機

こんにちは。

今日は、最近の投資から紹介です。

本日の銘柄は、富士変速機(6295)です。


富士変速機は名古屋2部上場の企業で、減速機や駐車場装置を手掛けています。

私の投資基準からの分類でいうと割安株に分類されます。
自己資本比率とPBRでスクリーニングしてピックアップした銘柄です。業務内容的に、駐車場装置の将来性は?だし、減速機って何?という感じですが、投資してみました。




自己資本比率は86.6%で無借金経営です。PBRは0.5未満と十分割安です。配当利回りは2.2%とボチボチですが、26000円から投資できるところは、チャレンジに向いています。

年間売上高が60億円前後で、純利益が1.5億円程度の会社で、資産として現金同等物が38億円もあります。

このような会社ですから、業務内容はよくわからなくてもいいのではないかと思いました。


上場しているのが、名古屋市場の2部ということについては、いい点と悪い点があります。

良くない点は、流動性が低い点です。やはり、毎日取引量は少なく、値が付かない日もあります。したがって、売却するとしても成行で売ることは避けねばならず、指値での取引が必須と考えます。

良い点は、流動性が低いために、機関投資家などの投資対象とされてない可能性があります。その結果割安のまま放置されているわけです。つまり、お買い得な可能性があるということです。でもお買い得な銘柄は、そのまま割安であり続けることも多いわけですがね。


そんなこんなで投資してみました。

2016年6月 255円 100株 買い 

あまり値動きのある銘柄ではないので、大体買値前後で株価は推移しています。

大した投資ではないですが、このまま長期保有予定です。


最近は、このように財務が安心で十分割安だと思ったら投資してみることしてみています。毎年の決算報告書を読んで、会社のことを理解しいこうと思っています。

素人では、完全に業務内容を理解するなんて無理なので、自分の好みでない業種でなえればいいかなと思っています。たとえば、総合商社の投資先を全部調べたりしますか?しないですよね。それと同じかな。

今日は、この辺で。


2016年9月3日土曜日

5月決算・6月中間決算の報告が続々到着

こんにちは。

5月決算の会社の決算報告や12月決算の会社の中間決算の報告が続々と届いています。

宝印刷は、上場企業のディスクロージャー事業大手で、5月決算です。

比較的最近に投資した銘柄です。

チキンと稼いでくれている会社なのですが、配当性向・株主還元率が高すぎて、自己資本比率が徐々に低下しているのが気になります。
単純に手元の資金が豊富過ぎるので、株主に還元しているだけならいいのですが、やはりちょっと気になります。長期保有には盤石の財務が安心につながります。

次は、千趣会の中間決算です。

中間決算では、各部門とも赤字幅は縮小したものの赤字の模様です。
通期では黒字浮上の予定です。
優待銘柄ですので、黒地を確保してくれればOKという感じなのですが、すぐに採算が悪化する可能性のある業種なので安心はできませんね。

順調に1株当たりの資産は低下し、自己資本比率も低下中です。
まだ、余力はありますので、復活できると期待したいです。

やはり、財務の余力が大きいと荒波にもまれても安心して見守っていられますので、銘柄選択に当たってはとても大切だと改めて感じています。

もう一つは、伊勢化学工業。
中間決算です。
2016年になってから投資した会社ですが、今回は大きく減速です。それで、株価が下がってきていたので仕方ないわけです。どうしても割安な銘柄を狙っていると購入直後は、こんなことも多いですね。
特別成長しそうな分野というわけではないと思っているので地道に稼いでいただくようにおねがいしたいです。
それぞれの分野に精通することは難しいので、財務安心・PBR的に割安な株が長期保有では大切だと思います。
また、伊勢化学は、ヨウ素で国内首位ということで得意分野もあるようですので、長い目で見ていきたいと思っています。

2016年8月31日水曜日

壱番屋からココイチレポート到着

こんにちは。

壱番屋からココチチレポートが届きました。
決算報告です。

壱番屋への投資経過詳細は、

カレー屋「ココ壱番屋」を展開している 壱番屋

を参考にしてください。

ココイチは、順調に増収増益です。

国内事業は、季節限定メニューの投入などが好調な様子です。

夏野菜カレーは、おいしかったです。
私は、野菜たっぷりのカレーがあるのが気に入ってます。


業績に伴いまして配当も順調に増額中です。

株価も業績同様に順調に上昇しており、含み益もかなりあります。株式分割されたので、半分を売却して投資資金を回収してしまってもいいのですが、増配継続中ということで今後も長期保有予定です。


2016年8月29日月曜日

サカタのタネとCanonから配当がきました。

こんにちは。

サカタのタネの75期末の報告とキャノンは中間決算です。

サカタのタネは、増収増益、最高益達成とのことです。
配当は、記念配2円を追加して、期末配当は15円です。


サカタのタネは海外事業の比率が高いので、来季の業績では円高の影響は受けるでしょうが、為替要因を除いた部分できちんと稼いで入れば良いと考えています。




専門分野でしっかりと海外で稼ぐという理想に近い企業と考えています。
しっかりと長期保有していきます。



キャノンもしっかり稼いでいますが、期待ほどでないということでちょっと株価は低迷気味です。このっような時に、さらに相場につられて安くなったら追加投資のチャンスだと思っています。


中間配当は75円の安定配当。年間配当150円です。
このレベルで安定的に配当できているので、かなり魅力的です。

我が家もプリンターを去年買い換えました。
もちろんCanon製。
安かったので複合機で、コピー機やスキャナーとしても活躍してくれています。
こんな安く売っていて大丈夫なのかとちょっとだけ心配になりますが、型落ちだったからでしょうか。

それでは、また。



2016年8月27日土曜日

そろそろアメリカの利上げか?

おはようございます。

アメリカのFRBイエレン議長が、利上げの条件が整ってきたと述べたとのことです。
やっとアメリカの利上げですね。イギリスが余計なことをしたせいで延期されていた感はありますが、やっとという感じです。

9月かその次かはわかりませんが利上げが行われるでしょう。私としては、何か事件が起こって環境が変化する前に9月のうちに利上げに踏み切ってしまうのが良いと考えています。

金利がほとんどない状態というのは、やはりおかしいので景気が回復しつつある国は率先して金利を正常化してもらいたいと思うものです。一時的にはアメリカの株価の上値を抑える要因となるでしょうが、経済が上向きであれば、いずれ反転してくるでしょう。

日本の株式相場については、急激な円高に歯止めがかかるのは、良いことと考えていいでしょう。ただし、アメリカの株価が下がると日本も下がることは多いのでどうなるかはわかりません。いずれにしてもそのような短期の値動きを追っての投資は行っていませんので問題にはなりません。

相場全体の下げにつられて株価がさがれば、絶好の買場となると思っています。

金利上昇の影響ですが、大企業は今のうちに、長期債を発行して低金利で資金調達を行ってるようです。私が保有している中小の会社は、財務が良好な会社が中心ですので金利が上昇しても大きな影響はありません。

借金の額が大きい会社は影響が大きくなるでしょうから、注意が必要ですね。

それでは、また。

2016年8月24日水曜日

トラスコ中山から配当&株主通信

トラスコ中山から配当&株主通信がきました。


トラスコ中山は、2007年から2008年にかけて仕込んだ銘柄で、2015年に一部売却し、恩株化している銘柄です。

売り上げも利益も順調に増加しています。

社長の中山哲也さんです。
”発展途上”ということは、まだまだトラスコは成長するぞ、という意味ですね。

やる気まんまんのようです。
いつも笑顔のいい写真が載っています。

株価も配当も順調です。
投入資金は、すでに回収済みなので株価自体はそれほど気にしていませんが、配当が順調に増えていくのは大歓迎です。


このように、投資資金を回収済みの恩株が配当をコツコツ稼いでくれるのが私の投資の理想です。
このような銘柄を増やして、セミリタイアを目指していきたいと思っています。

2016年8月22日月曜日

投資の軌跡2009 カレー屋「ココ壱番屋」を展開している 壱番屋

2009年投資銘柄の続きです。

ココ壱番屋を経営している(株)壱番屋に投資しました。

壱番屋は、愛知県から始まったカレー専門店のチェーン店で全国展開しています。外食のチェーン店は、たくさんありますが、カレー専門店は数少ない存在です。


最近、ハウス食品がTOBで出資比率を引き上げて子会社化しましたが、もともとハウス食品が20%程度出資していました。ですから、何かのときは、ハウス食品がついているという安心感はありました。

また、壱番屋の中国事業にもハウス食品が出資するなど、海外事業でも協力関係にありましたので、投資の判断に当たっては、ハウス食品の信用も大いに影響しています。

ココ壱番屋は、直営・フランチャイズの両方で運営しています。フランチャイズに関しては、通常のFC展開している外食のように経営者を募集するのではなくて、基本的に「のれん分け」という制度でフランチャイズを増やしています。

「のれん分け」は昔の商家の番頭さんに分店のような形で独立したお店を始める制度のことですね。

 ココ壱番屋でも社員が業務経験を積みながら社内のランク制度でランクを上がっていき必要なレベルとフランチャイズのお店を運営できるようになるわけです。

このような制度で商品のレベルの均一化を図りつつ、社員のモチベーションを上げているのです。



さて、指標面での評価ですが、自己資本比率は70%以上あり財務的に余裕ありです。PBRは、1.5倍程度で非常に割安というわけではありませんでした。

配当利回りが2%を超える程度で、一応投資してもいいかなというレベルでしょうか。

株主優待がありまして、ココ壱番屋で使える優待券が100株の保有で1500円分x2回/年ほどもらえます。ですから、配当+優待のりまわりで4.5%程度となります。

さらに、店舗数が一定数増加するごとに追加で優待券500円券が1枚(100株の場合)もらえるので、実際はもう少し利回りが良くなります。


 *なお、株式分割実施後のに株主優待改変が行われ、現在は追加の優待制度はなくなりました。


投資単位が20万以上となり、PBRが1倍を超えている点も考えてちょっと躊躇していたのですが、この頃は少しプチ株(カブドットコム証券で行っている単位未満株の取引)の積み立てをしてみていまして、壱番屋株はでもプチ株積み立てを利用して少額から投資をしてみました。(手数料的に割高なのは目をつぶることにしました。)

2009年5月から2010年9月にかけてプチ株で積み立てました。毎月一定の株数を買っていくという方法で最後に100株になるように端数を買い足して終わりにしました。

結局、平均取得単価は2240円くらいになりました。


投資後の経過です。

業績・株価とも順調にいきまして、配当も順調に増配を継続しています。

2011年には、50円/年だった配当は、2016年には105円/年まで増加しています。

また、2016年には株式分割が行われています。株価は、株式分割前で7000円を超えるまでに上昇しました。分割後の現在も少し株価は低下傾向ですが3300円~3500円程度で推移しています。

株主優待も変更があり、200株の保有(分割後の株数)で2000円x2回/年の優待券もらえます。上記のように追加優待はなくなりましたが、全体としてはもらえる優待券は増えたと思います。

さらにハウス食品が出資比率の引き上げを実施して子会社化されています。継続保有する上でハウス食品の子会社ということは安心度が増して歓迎です。

現在までの配当累積受取額は、40000円以上となりました。株式の含み益は400000円以上あり、いつ売却益を手にしてもいいのですが、業績は順調で増配もされているのでしばらくは継続保有の予定です。


この時期は日本の株式相場全体が低迷していた時期だったので、その頃に思い切って行った投資が花開いていい結果を生んでいるようです。

2016年8月15日月曜日

投資の軌跡2009 パーク24 ただのコインパーキング屋さんだったのに、大きく成長しました。

2009年にダスキンに続いて投資したのは、パーク24でした。



パーク24は、24時間無人コインパーキングのタイムズを運営している会社です。今は、ただのコインパーキングだけでなく、企業や自治体の駐車場の受託なども手掛けています。
 さらにカーシェア事業も拡大しています。マツダレンタカーを買収してタイムズレンタカーとして運営しています。

ただし、投資開始した時には、ただの駐車場屋さんだったので驚きの成長ぶりです。これぞ投資という感じで満足です。


指標面での評価ですが、自己資本比率は40-50%程度とあまり高いわけではありませんでした。PBRは2-3倍と割安感もありませんでした。

配当利回りは、3.3%となかなかでした。株主優待で2000円分の優待券がもらえるので、優待+配当の利回りで5.8%となっており、これは魅力的でした。

業種的にはあまり投資していない分野であったことは考慮しました。また、駐車場ということで土地を扱うけれども、借地に駐車場を整備して日銭を稼ぐスタイルなので、マンションやビルなどより撤退も素早くできるだろうと評価して投資を開始することにしました。

あともう一つ。証券番号がダスキンの4665と並びの4666なので会社四季報でダスキンを見るとどうしても目に入ってくる銘柄なので気になっていたということもありました。

投資開始は2009年7月です。

2009年7月 805円 100株 買い

株価は徐々に上昇し、2015年からはさらに上昇しました。
多くの株が2015年に株価のピークが一旦きているのに、パーク24は違います。

2016年に入りさらに株価は3000円を超えて3400円にまで到達しています。今は少し落ち着て3000円前後で推移しています。

配当も30円/年の安定配当で来ていましたが、2013年に35円/年に増配してからは、5円/年のペースで順調に増配されて、2016年には55円/年となっています。

業績は好調で特にカーシェア事業が順調に行っているようですので、このまま継続保有予定です。

はっきり言っていつ売却していいのかわからず、売りそびれていたらいつの間にか株価が高騰していた感じです。ここまで売らなかったのだから、増配継続中だし、本当にずーっと持っていようかな、なんて思っています。

2016年8月12日金曜日

投資の軌跡2009 掃除用具レンタルのダスキン ミスタードーナツも展開してるので優待にも惹かれた

2008年はリーマンショック後の株価下落局面で思わず、新たに11銘柄も資金投入してしまいました。2009年に入っても株価は下落が続いており、株の仕込み時が続きます。

2009年まず投資をしたのは、ダスキンでした。

ダスキンは、掃除用具レンタルが主力の会社で、ミスタードーナツも展開しています。事業規模としては、清掃関連とドーナツが2:1くらいの割合になっています。

株主優待としては、ミスタードーナツでも掃除用具レンタルでも使える優待券が500円券2枚 x 2回/年 の合計2000円分もらえます。(100株の場合)

自己資本比率は、70%以上と財務良好。PBR0.6-0.7程度で割安度も十分でした。配当利回りは2.2%程度でしたが、優待の分も加えれば3.4%となり、まずまずと評価しました。

掃除用具レンタルを主としたクリーン事業は安定おり、業績に大きな不安はありませんでした。ドーナツ事業が時々業績を悪化させているものの今ほどコンビニとの競争もなく、それ程心配いらない程度と考えていました。

そんな感じで投資開始です。

2009年7月 1627円 100株 買い

その後株価はあまり大きな変動なく推移していました。

2015年になってからは、株価が高騰し、2500円を超えるまで上昇しましたが、地道に配当と優待で稼いでいましたので、売却することなく継続保有しています。

現在までに受け取った配当は、税引き後で25963円になります。
株主優待も合計で14000円分になります。配当と合わせて40000円近くになりますので予定通りです。

現在の株価も1900円程度で推移しているので含み益がある状態ですので満足です。配当は安定配当となっていますが、ドーナツ事業の業績悪化の影響で配当性向が上昇してきている点には、ちょっと注意が必要です。

クリーン事業が安定しているうちはあまり心配ないのですが、株価が下落してきたときにどのような行動をとるか考え置かなければいけません。

その他の事項としては、モスバーガーやニチイ学館と提携しています。もちろん、ドーナツ事業がモスバーガーと、クリーン事業がニチイ学館と提携しています。

おかげで、ダスキンの優待券はモスバーガーでも使用できますし、モスバーガー(モスフードサービス)の優待券はミスタードーナツで使用できるようになっています。

我が家では、ダスキンのモップを使っていますので優待券は、ダスキンのおばちゃんへの支払いに使っています。

株主だからいうわけではありませんが、ダスキンのモップは床がとてもきれいになります。それでいて変に化学薬品っぽい感じもありません。お金を払う価値のある1品だなぁと思っています。

それでは、また。

2016年8月8日月曜日

総合商社2016年4-6月期決算と伊藤忠商事の問題について

こんにちは。

総合商社の4-6月期の決算が出そろいました。もともと3ヵ月ごとの決算はほとんど気にしていないのですが、昨年三菱商事と三井物産が赤字となったこともありますので、一時的な減損の問題であることを確認しておくことぐらいは必要かと思いました。

丸紅や住友商事がエネルギー・金属部門で赤字事業の影響を大きく受けているものの全体としてはまずまず稼いでるようでした。伊藤忠商事も資源部門の比率は低いものの資源部門自体は9割の減益となっているようです。

三井物産は、オーストラリアの鉄鉱石が、三菱商事はオーストラリアの石炭が好調だったようで、通期では黒字復帰の予想となっています。

全体として稼ぐ力は健在のようなので、まずは安心です。株価が下がる局面では、積極的に追加投資をしていくつもりです。

さて、空売り専門のアメリカの運用会社が伊藤忠商事の会計処理に疑問を呈した問題です。本当だとしても、伊藤忠商事の反論が正しかったとしてもキャッシュを稼ぐ力には影響はないと考えます。結局会計上の問題なので、もしかしたら減損処理が必要になるかもしれないと思っておけば問題ないでしょう。

伊藤忠の株価は下がっているので、さっそく買い注文を入れておきました。欲張っているのでなかなかヒットしないとは思いますが、こういうチャンスにコツコツと買い足していくつもりです。

アメリカの空売りファンドさんの目標株価は、なんと680円くらいということですので、ゆっくりと下がるのを待つのがいいか、悩ましいところですね。

それでは、また。

2016年8月7日日曜日

最近の投資から ヤマダ電機 株主優待が主たる目的

こんにちは。

これまで過去の投資銘柄について、2001年から順番にみてきましたが、今日は、最近の投資から見ていきます。


最近投資した銘柄は、家電量販店最大手のヤマダ電機です。ヤマダ電機は、通信販売などとの競合が激しく、一時業績が悪化していましたが少し持ち直してきているところです。

子会社化した住宅メーカーとの連携はどの程度の貢献があるのかはちょっとわかりません。昨年あたりは、思い切って赤字店舗を大量に閉鎖するなど思い切った対策をしてきます。

投資するにあたり指標面のチェックです。

自己資本比率は40%台です。あまり財務良好とはいえないところです。自分の投資基準から考えるとちょっと物足りない数字です。有利子負債も多く、私の気持ちとしては、ちょっと不安ありです。

PBRは0.7-0.8程度と割安度からは、まずまずと言えます。

配当利回りは、2-3%です。業績が回復してから増配してきているので結構いい数字となっていますが、安定配当ではないので業績悪化時には減配があると覚悟しておく必要があります。

株価は500円前後ですので、100株で50000円程度から投資可能となっています。

一番の魅力は、株主優待です。
ヤマダ電機の株主優待は、優待割引券です。
この優待割引券は、税込み1000円以上の買い物につき1枚ずつ使用可能です。大まかにいって50%offみたいな感じですね。


100株所有の場合
3月 500円券 2枚

  1年以上2年未満の継続保有で3枚追加

  2年以上の継続保有で4枚追加

9月 500円券 4枚

  1年以上の継続保有で1枚追加

100株を2年以上保有してると、1年で合計11枚、5500円分の優待割引券が手に入るわけです。

優待利回りは10%程度になるわけでかなりお得です。

我が家は、比較的近くにヤマダ電機の店舗があるので、よく利用していますので、この株主優待はかなりメリットがあります。

まとめると財務は良好とは言えなものの、割安度はまずまず。業界的に競争は激しいので業績の変動はかなりあるものとの覚悟は必要です。それらのリスクを上回る株主優待の魅力があり、投資単位も手ごろなので投資可と考えました。

実際の投資開始は2016年7月です。

2016年7月 530円 100株 買い

10年程度で元がとれるので楽しみです。

2016年8月3日水曜日

ラーメンチェーンの幸楽苑が自社株買い 店舗改装を3割で実施してテコ入れ

こんにちは。

今日は、保有株の同行からです。

ラーメンチェーンを展開している幸楽苑についてです。

最近はフードコートの出店で頑張っている印象ですが、今回はまず自社株取得のニュースです。

創業者の資産管理会社から170万株を23億円で取得するとのこと。全株式の10%程度になります。資金は借入で賄うということです。今は金利が安いので、積極的に資金を借り入れるというのも一つの戦略であると考えられますが、あまりいい方向であるとは思いません。

特に、自己資本利益率・ROEを上げることが目的となればなおさら賛成できません。自分としては、ROEが高いことは必ずしもいいことだとは考えていません。借金を多くしてそれで利益を出せばROEは高くなります。借金をしないで自前の資金で事業を回して利益をだすと必ずしもROEは高くなりません。

財務が良好でなおかつROEが高いのであれば、もちろん問題ないわけです。結局、ROE自体を目標にするとどうしても借り入れを増やすのが手っ取り早いので財務的には問題であると思っています。

同じ借金をするにしても店舗改装のために投資するのであれば、文句はありません。今期中に、全店舗の3割に相当する155店舗で改装を実施します。

内容は、野菜クッカーの導入だそうです。野菜クッカーで野菜が美味しくなるらしく、先行改装した店舗は、20%増収になっているということです。

こちらの費用は1店舗あたり300万円程度ということですので、4-5億というところです。

もともと完全優目的での投資ですので、つぶれない程度に黒字を確保していてくれればいいのですが、もともと微妙な業績ですのでちょっと心配しながら眺めています。




2016年8月2日火曜日

投資家の休息

こんにちは。

投資家も夏休みです。
本当は、セミリタイアをして南の島でのんびりしたいものです。


そんな日を夢見てささやかなバカンスです。
台風にあうことなく、天候に恵まれています。

このまま帰りたくない感じですが、帰ったらセミリタイアを現実のものとするべく投資家生活に励みます。

それでは、また。

2016年8月1日月曜日

イオンがミャンマー進出  ウナギ味ナマズ(近畿大が開発)を販売


こんにちは。

保有株の動向についてです。
イオンについてのニュースが二つです。

イオンがミャンマーで現地企業と合弁で食品スーパーを展開するとのことです。海外での積極的な投資は望ましいところです。やはり、海外事業の稼ぎは増やしてほしいが、中国への依存は少ない方がリスクが軽減されるものと考えています。

投資額は4億円程度と大きな額ではありませんが、早めに進出して足がかりを築いておくことは大切です。ミャンマーの経済が順調に成長していけば、それに合わせて事業を拡大していけるわけで大いに結構です。

もう一つのニュースは、土用の丑の日に合わせて、近大発のウナギ味のナマズを販売するとのこと。都内中心に120店舗ということですのでかなり限定定期ですが、評判がよければ、もっと販売店舗も増やすのでしょう。

ウナギの養殖は中国が中心なので、国産で安価という点がアピールできれば、あとは、味次第ということでしょうか。期待したいところです。

近畿大学の養殖魚関連の研究は、最近ビジネスとして成り立つくらいになってきた魚の種類も増えており、非常に興味深いものです。こうした取り組みに、流通・販売という面から協力していくことは、社会的にとても良いことであり、イオンの評価を上げるものと思います。

もちろん現段階での利益の程はわかりませんが、うまくビジネスに乗せれば、今後も優先的な取り扱いが期待できるだろうし、その他の養殖魚などのビジネスにもいい影響があることを期待したいところです。

今日はこのくらいで。

2016年7月29日金曜日

伊藤園から書類と配当が到着

こんばんは。

株式相場は、日銀の追加緩和期待や経済対策(補正予算)期待が大きくなったり、しぼんだりに加えて、円相場次第という感じで上下しているようです。

先日の大きな下げで少し追加投資をしましたが、やはり大きく投資する勇気はなく、下げるたびにチョコチョコと追加していく感じで頑張っています。

今日は、伊藤園から書類到着です。


配当は、優先株ですので、50円/年(25円x2回/年)です。

伊藤園の株式は、優先株1000株を保有中。平均購入株価は1100円くらいなので、税引き後の配当利回りが3.6%(税引き前だと4.5%)となっており、地道に稼いでくれていますので、含み益が80万円くらいになっていますが、売却予定はありません。

現在の株価は、普通株が3800円くらい、優先株が1900円くらいとなっています。個人投資家としては、普通株を買う理由がないと思っています。

業績は、まずまずこんなものでしょう。安定して稼いでくれていればOKです。

今年は、猛暑の予測らしいので、おーいお茶がたくさん売れるかな?結構期待しています。

それでは、また。







2016年7月27日水曜日

保有株の動向 カゴメ:中間決算増益で通期上方修正、キャノン通期予想を下方修正 他

こんにちは。

保有株の動向からです。


カゴメの2016年1-6月期の決算(中間決算)が純利益が前年比58%増の32億円となった。リコピンを多く含む主力のトマトジュースが機能性表示食品となったことで売り上げが伸びたとのことです。


 そういえば、そんな感じのトマトジュースがスーパーに並んでいたのを見たような気がします。おいしそうだけどちょっと高かったような・・・。

もともと安定している会社なのですが、通期の業績見通しも上方修正していますので、ますます安心です。優待も楽しみですので、もちろん継続保有です。


キャノンは、為替レートの影響で下方修正です。イギリスのEU離脱問題から円高が進んだ影響が大きかったとのこと。為替レートは、円高になることもあれば、反対に円安に傾くこともありますので、これは仕方がないでしょう。だから為替の影響はあまり気にしないことに決めています。キャノンは、配当がいいのでもちろん保有継続です。

ついでですが、会社名は「キャノン」ではなくて「キヤノン」なんですよね。

それから、総合商社の新たな投資先の話題です。アジア各国で大規模住宅開発事業に投資をしている三菱商事が今度は、ベトナムで2000億円の投資です。8700戸規模の再開発事業のようです。

そして、三井物産は、アジアで病院に投資です。こちらは100億円程度とのこと。すでに参画している富裕層向けから中間層向けの病院にも事業を広げるようです。

この調子で総合商社は、ガンガン海外で投資してくださいね。もちろんちゃんと利益を回収してね。

それでは、今日はこのくらいで。

2008年のまとめ:リーマンショックからさらなる世界株安進行


2008年の投資のまとめです。

この年の相場は、リーマンショックを機に下げに転換して、さらに世界的に株安を加速させました。絶好の仕込み時へと突入です。かなりの新規銘柄に投資しています。


年間受け取り配当総額
 314668円(前年比 +52540円)

 2007年も受け取り配当は40000円以上の増加でしたが、2008年も順調に投資を拡大した結果、配当受取額は50000円以上の増加となりました。

この年に新たに投資した銘柄
ハードオフ:時代はリユースか、と思って投資。恩株化済。

伊藤園:配当がお得な優先株に投資

前澤化成工業:財務堅実・割安・優待の3拍子揃った銘柄

兼松エレクトロニクス:順調に増配中、もうすぐ恩株

サイゼリヤ:うまいことやり損ねてストップ安後の底値で売却

イオン:よく買い物するので優待目的で投資

日本製紙:四国コカコーラボトリングに投資したのですが、日本製紙に吸収されました。

極楽湯:投資単価が安かったので優待目的で投資

三井ハイテック:保有株式の業種の偏り是正の第3弾として投資

ニチコン:保有株式の業種の偏り是正の第2弾として投資

KOA:保有株式の業種の偏り是正の第1弾として投資

2007年からの保有銘柄
・モスフードサービス
・幸楽苑
・安川情報システム 
・キーコーヒー 
・カブドットコム証券 
・トヨタ自動車
・DCMホールディングス
・JR東日本
・吉野家
・東北電力
ホクト:売却 計30000円の利益を計上。
・サトー商会
・三国コカコーラボトリング
・トラスコ中山
・ダイオーズ
・応用地質
・ゼンショー

2016年7月24日日曜日

千趣会は、下方修正するも黒字の見通し 日本高純度化学は、第1四半期31%減益

こんばんは。

ベルメゾンを展開している千趣会は、2016年12月期の見通しを下方修正しました。最終損益の予想を14億円から7億5000万円へ引き下げました。個人的には、昨年が53億円の赤字でしたから黒字化すればいいかなと思っています。
 原因として婦人服の販売不調ということですが、通販は競争も激しいので仕方がないかと思います。ベルメゾンは、そこそこよさげなものを、そこそこの価格で販売しているイメージで我が家でも時々お世話になっています。優待券も使い出があるので、赤字を出さない程度に頑張ってくれていればよいかと思います。

日本高純度化学は、スマートフォン向けの電子部品などに使う貴金属メッキ薬品の販売減少により、減益とのことです。

 多くの部品メーカーがスマートフォン向け製品で大きく潤っていましたので、販売が減少するとやはりその影響も多岐にわたるのですね。同じく影響の大きい自動車向けも減少しており、こちらの影響もあるようです。

ただし、このくらいの業績の変動は、騒ぐほどのことではないように思っています。

どちらの銘柄も長期保有の方針にかわりはありません。

それでは、また。

2016年7月22日金曜日

竹田和平さんが亡くなられたそうです。

こんばんは。

今日は、訃報を。
年齢は80を超えていたのでそれほど驚くことではありませんが、竹田和平さんが亡くなられたそうです。

竹田和平さんは、「たまごボーロ」で有名な竹田製菓の経営者(たぶん創業者)だった人物で、株式投資の世界では和製バフェットなどと呼ばれることもあり、長期投資家として有名です。

資金力がありますので、会社四季報の株主欄にも多数の会社で登場するなどしていたわけです。自分の投資した会社の株主に和平さんの名前があると安心したものです。和平銘柄などと言われていることもあったようです。

ご本人は、和製バフェットではなく、「平成の花咲かじぃ」と名乗ってウェブサイトを持っていましたね。

また、近年は、竹田本社の名前で四季報に載っていましたので、相続対策も抜かりないものと思います。とはいってもそれなりの財産ですので、相続税も結構な額になるのでしょうか。


最後に、和平さんのご冥福をお祈り申し上げます。


2016年7月20日水曜日

投資の軌跡2008 三井ハイテック 業種の偏り是正 第3弾

2008年投資開始銘柄です。

KOA・ニチコンに続いて、業種の偏り是正の第3弾です。

三井ハイテックは、金型の超精密加工や電子部品(モーターコアなど)製造をしている会社です。

自己資本比率は80%以上あり、PBR0.6-0.8程度。配当利回りはそれほどよくなかったかもしれません。

KOA・ニチコンと同様に2008年9月の投資開始です。

2008年9月 700円 100株 買い

これもすぐに大きく株価を下げたので追加で買い出動です。

2008年10月 450円 100株 買い

2009年に株価が少し戻ったところで、この株も売却です。

2009年5月 801円 200株 売り 42000円の利益です。

 業種の偏りを是正することを目指して選定した銘柄でしたが、短期の投資になってしまい、結局のところ、業種の偏りの是正という目的は達成されませんでした。

しかしながら、KOA・ニチコン・三井ハイテックの3銘柄で合計35万の投資をして、1年経たずに15万以上の利益がありましたので成功なんですよね。利益が大きくなったのも、最初の購入直後にナンピン買いできたのは長期保有に耐えうる銘柄を選んだという自信による所が大きいわけです。
そんなわけで、やっぱり財務良好の安心銘柄を選定するのは大切ですね。

たまには、短期の売買もいいかもしれませんが、長期投資の方が自分にはあっているかと思います。買った株が忘れたころに倍以上になって結構な配当をもたらしてくれる。配当をもらいつづけるべきか、売却するべきか頭を悩ますのが、最高です。

2016年7月19日火曜日

投資の軌跡2008 ニチコン 業種の偏り是正の第2弾

2008年投資開始銘柄の続きです。
前回、業種の偏りを是正する試みということで固定抵抗器のKOAへ投資したわけですが、今回はその第2弾として、ニチコンへの投資を行いました。
ニチコンは、各種コンデンサーで世界有数の会社です。

KOAは、長野の会社でしたが、ニチコンは京都の会社です。

指標面では、自己資本比率は70%以上あり、PBRも0.5-0.6程度と十分割安でした。配当利回りもそこそこだったような。

KOAと同時期の投資ですので、こちらも株価の下げに買い向かう形での投資開始でした。

2008年9月 800円 100株 買い

やはり、ニチコンもKOA同様に株価は下げ続けます。かなり急激な下げですが、自分で選定した銘柄ですのでナンピン買い出動です。

2008年10月 550円 100株 買い

大きく株価は低迷していましたので、少し持ち上がったところで一旦売却することにしました。
KOAより一足先に売却となりました。

2009年5月 979円 200株 売り 58000円の利益です。

KOAと同様1年未満で50%近い利益をあげているので短期投資としては、こちらも成功です。長期投資を前提に業種の偏りの是正を試みていたわけで、方針に一貫性がなかったとはいえるわけです。

この後も、業種の偏りの問題は時々気になって、こういうことを定期的に繰り返していくことになります。

損失出したわけではないのでいいのですが。

2016年7月14日木曜日

投資の軌跡2008 KOA 業種の偏りを是正すべく電気系に投資開始

2008年投資開始銘柄、まだ続きます。
それまでまで順調に株価が上昇してきていたので、どうしても心理的に株価が高く感じてしまい手が出しにくくなっていたところにリーマンショック発生です。
 株価が急落したので、今度は急にお得な感じがしてきて結構しこみました。とはいっても、株価の下がり局面は、まだまだ株価が下がりそうでなかなか思い切って買いに出動できない時も多いんですよね。

でも今回は思い切って買いに行きました。
株主優待につられてしまうので、どうしても保有銘柄は外食系や小売り系の比率が大きくなってしまっていたので少し電機系・製造系に絞って銘柄を選んでみました。

私の保有銘柄には製造系が少ないのですが、トヨタ自動車をかなりの額保有しておりました。日本の多くの会社が自動車関連の好調・不調の影響をもろに受けるので、結局トヨタ自動車をもって入れば十分だったのかもしれませんが、新たな試みでした。

第1弾としてKOAを選びました。

KOAは、固定抵抗器で世界首位級。国内生産比率70%と高いのが特徴です。本社が長野県にあるのも変わっています。中学か高校のときに長野県は精密機械が盛んだと覚えたのを思い出して懐かしく思いました。

さて、そのKOAですが、自己資本比率は80%と財務良好です。PBRも0.5-0.6程度と割安度も十分でした。配当利回り、配当性向などもそこそこだったように記憶しています。

というわけで株価の下げ局面ですが思い切って投資開始です。

2008年9月 600円 100株 買い

思い切って株価の下げに買い向かったわけですが、ちょっと早すぎました。

投資開始した翌月には、600円だった株価がもう400円を切ってしまいました。

それなりに専門種目があって、財務に余裕があるのでつぶれる心配はないだろうと思っていますので、思い切ってナンピン買いに出動です。

2008年10月 393円 100株 買い

しばらく株式相場全体が低迷しているので、どうしても弱気になってしまいます。ちょっと株価が上がったら売ってしまいたい気分になってきました。

2009年になって少し株価が持ち上がったところで売却してしまいました。

2009年6月 771円 200株 売り 52000円の利益です。

1年せずに充分な利益をあげていますので、短期投資としては十分成功です。しかし、長期保有に耐えられるように財務良好・割安な銘柄を選んでるわけなので不安に負けて利益確定に走ってしまったのはどうだったのか、悩ましいところです。利食い千両なんていう言葉もありますので成功として喜ぶできなのか?

やはりあっさり売却してしまったのは、株主優待銘柄ではなかったからかなぁなんても思ったりします。やはり思いっきり優待の誘惑に負けてるのだろうか。

いろいろと考えるところのある投資でした。

最近、また銘柄の偏りがちょっと気になり始めて、また投資再開してみました。

自己資本比率は相変わらず80%と財務良好、PBRは0.5-0.6と変わらず割安です。
2016年6月 775円 100株 買い

ちょっと株価は下げていますが、今回は長期保有の気持ちは揺らいでいません。配当利回りが3%半ばとなっているのも支えになっています。

それでは、また。

2016年7月12日火曜日

シーズHD「ドクターシーラボ)にJ&Jが出資 と 最近の相場

こんにちは。

シーズHDにジョンソン&ジョンソンが出資するそうです。20%の株式を保有して第2位株主となる予定とのこと。


主力商品の日本以外での販売権をJ&Jに譲渡する。ということは、海外では、販売網など自力で作らなくてもJ&Jがドクターシーラボの商品を売ってくれるということでしょう。かなりメリットがありそうです。

また、J&Jのようなアメリカの大手と提携していると投資する側も安心感があります。もともと自己資本比率は高いのですぐにつぶれるような会社ではないのですが、より安心できます。

PBR的にはちょっと割高だったのですが、カミさんが優待目的で保有しています。株主優待は、もちろん自社製品でドクターシーラボの高級化粧品です。

これは、高いだけあっていいですね。1ヶ月くらい使ったところで明らかに肌つやが違ってきました。さすが、と思いました。

 さて、最近の相場は、昨日と今日で日経平均は1000円の上昇。イギリスのEU離脱問題で下がった分を取り戻した計算になります。
 しかし、これはおそらく参議院議員選挙に与党が勝ったので、日銀がそろそろ追加で緩和を行うのではないかと期待しての買いでしょう。こういう実態経済と関係ない株価の動きは歓迎できません。
 結局、日銀の追加措置はなくて、また下げるという展開が待っているのではないでしょうか。下げた時に買っておいてこういう時に売っていけば効率よく儲かるのでしょうが、ちびちびしか仕入れていないのでなかなか効率よくはいきませんね。

それでは、今日はこの辺で。

2016年7月10日日曜日

投資の軌跡2008 四国コカ・コーラボトリング:日本製紙に吸収されちゃいました。


2008年新規投資銘柄から今回は、四国コカ・コーラボトリングです。

日本のコカコーラボトリングの会社は、各地域にあり、地元の有力企業が出資をしているのが特徴です。北海道なら大日本印刷、北関東の三国コカなら三井物産、上場はしていませんが仙台コカ(今は、コカイーストに吸収されました)だとカメイ(仙台にある商社:東証1部上場)のようになっています。

四国コカは、日本製紙が大株主となっています。

どのコカ・コーラボトリング会社にも共通している点は、自己資本比率は高く、PBRは1未満。爆発的なに利益が増えることはないけど安定的に利益を稼いでいることです。
さらに、株主優待でコカ・コーラのドリンク詰め合わせが送られてくるし、安心の筆頭株主がいます。

そんなわけで、さっそく投資を開始します。

2008年10月 921円 100株 買い

毎回のんびりと優待のコーラをもらって楽しむ予定だったのですが、日本製紙が突然の方針転換をします。

四国コカを吸収合併することになりました。株式交換によるものでしたので、私は日本製紙の株主となってしまいました。比率は100:39ということで日本製紙の株が39株もらえました。

日本製紙の株式を2400円程度で買った計算になります。四国コカからの優待がなくなってがっかりしたので、2010年になって少し値上がりしたところで売却してしまいました。

2010年6月 2600円 39株 売却 利益は約7500円 

損失は出ていないのでまずまずです。
現在日本製紙の株価は1800円程度です。1700円から2000円位で推移しているので、結果としていい所で売却できたなと思っています。

それでは、また。

2016年7月8日金曜日

極楽湯 完全に優待目的でした。

2008年の投資銘柄から。

今回は、極楽湯です。

スーパーセンター極楽湯を展開している会社ですね。

株主優待は、極楽湯の無料入浴券です。
100株以上で、入浴券が4枚もらえます。1年以上保有していると入浴券をもう一枚追加です。

自己資本比率は20%台と低くて、ちょっと不安があったのですが、投資単価が安かったのもあり、優待目当てで投資してみることに決定しました。


2008年10月 200円 100株 買い

投資開始後、株価は低迷して今一つな感じでした。

自己資本比率が低いこともあり、ちょっと株価があがったところで売却することにしてしまいました。

2009年12月 349円 100株 売り 約14000円の利益でした。

今もつぶれることなく会社は継続しており、株価は500-600円くらいになっているので継続保有していればよかったのですが、途中業績が悪い年もありましたので結局どこかで売却したんじゃないかと思います。

中国進出して上海での稼ぎに会社の業績がかかっている感じですね。
長期保有するには、ちょっと不安の残る会社ですが、近くに店舗があって優待目的で保有するのなら検討の余地があると思います。
暇なときに家族で行くと結構子どもたちが喜ぶんですよ。でも入浴料ってそれなりの値段なので優待があれば行こうかなと思うわけです。

それでは、また。

2016年7月1日金曜日

DCM 今度は、くろがねや(山梨)を買収

こんにちは。

ケーヨーとの業務統合を進める予定のDCMですが、着々と買収を進めています。

今度は、山梨県のホームセンターくろがねやを買収すると発表。着実にエリアを広げて業界最大手の地位を盤石のものにしていくようです。

業績も3-5月期で売上、純利益とも増加。M&Aの効果が出ているようです。
ただし、業界全体の売り上げは、頭打ちなので大きな成長は見込めないものと思いますが、利益を出し続けることは、まだしばらくは可能だと思っています。

したがって、このまま継続保有の方針で変わりなしです。

2016年6月28日火曜日

投資の軌跡2008 イオン 優待目的で購入 長期所有予定です。

2008年投資銘柄の続きです。

今回は、イオンです。

ショッピングセンターなどをやっている、あのイオンです。

比較的イオンによく行くので株主優待目的で買いました。
株主優待は、買い物時の優待カード(オーナーズカード)です。
半年ごとに買い物金額に応じて下記の割合でキャッシュバックされます。
上限は、半年ごとに買い物額100万円まで。

 100株以上 3%
 500株以上 4%
1000株以上 5%
3000株以上 7%

イオンで半年に100万円以上買い物する家庭では、100株の投資であっという間に元が取れてしまいます。

私が投資を始めた頃は、現金での買い物のみがキャッシュバックの対象でしたが、まずWAONでの買い物がキャッシュバックの対象に追加され、さらに、イオンカードでの買い物も対象になり、今は非常に使い勝手のいい制度になっています。
以前は、500株以上4%という区分もなく、途中で新設されました。

現在は、上記キャッシュバックに加えて、1000株以上の株主を対象に3年以上の長期保有に対してギフトカードをくれるようになりました。


そんなわけで、投資開始です。

2008年7月 1190円 100株 買い

株価はズルズルとさがっていったので追加購入。

2009年2月 690円 100株 買い

たぶん、株主優待の500株以上という区分が新設されたために追加投資に踏み切ったのだと思うのですが、

2011年3月 855円 300株 買い

せっかくなので、ちょっとずつ買い増して1000株を目指す方針を決定。

2012年 9月  903円 100株  買い
2014年 2月 1250円 100株 買い
        7月 1150円  100株 買い
      10月 1080円 100株 買い
      12月 1200円 100株 買い

1000株取得完了しました。

これで、株主優待は5%のキャッシュバックと2000円/年のギフトカードとなりました。

投資金額は総額で100万円ちょっと。
これに対し、これまでの受け取り配当総額は、90000円程度。優待も合わせれば10%以上が回収済みです。

現在のところ、株主優待で年間20000円以上のキャッシュバック、さらに配当が10000円以上あります。合計35000円くらいになりますので利回り3.5%(税引き後)です。

業績は、本業が苦戦していますが、全体としては利益を出せています。株価も含み益がある状態を維持してるので安心して継続保有できます。

イオンでの買い物をあんまりしなくなるようになったら、方針については検討が必要ですが、当分はこのまま長期保有で行きます。

それでは、また。

2016年6月25日土曜日

サイゼリヤ ストップ安の時うまいことしようと思って大失敗。底値で手放してしまった

2008年投資銘柄の続きです。

今回は、サイゼリヤです。

サイゼリヤは、ミラノ風ドリアなどで有名な低価格のイタリアレストラン「サイゼリヤ」を展開している会社です。直営で展開している点やオーストラリアに工場を持っている点などが特徴的です。

外食チェーンのなかでは、珍しく自己資本比率が80%程度と高く財務の心配がないが一番よいところです。

当時は、株主優待で割引券やお食事券(優待券?)がもらえたのでそれも投資理由に入っています。

PBRも1未満で問題なし。



投資単位が10万以下ということで投資開始をあっさり決定。

2008年5月 916円 100株 購入

まずは、順調な滑り出し。なぜか購入直後から株価が高騰していったので一旦売却しようと思っていると事件発生。

オーストラリアドルの為替予約関係の特別損失発生のニュースが流れました。
これはちょうどよい。特別損失は一時的なもので、本業のレストランは順調だから絶対に株価は戻ると確信していました。

そこで、一旦売却して、底値で買い戻そうと考えたわけです。
とりあえず成行で売り注文をだすもストップ安となり約定せず、翌日か翌々日にやっと約定。

これが2008年11月のこと。1085円 100株 売却。利益は15000円くらい。



ところがです。

やっと約定したこのあたりの株価が底値であっという間に株価が戻り始めてしまいました。結局買い戻すタイミングを失い、底値で売却してしまったという悲しい事実だけが残ったわけです。

半年という短期間で投資額の10%以上の利益を計上できたわけでそこだけを見れば、成功のうちに入るのですが、やはり気分的には失敗感が強いですね。

初日のストップ安で運よく売れたら計画通り底値で買い戻しを考え、売れなかったらその時は売却をやめるというのが正しい対処法だったのかなと反省しています。

ストップ安のあとも少しだらだらと株価が下がったあと反転すると予想していたので大甘な考えでしたね。

自分にはあまり向いていないかなと考え、今は、基本的にこういう短期の取引は、あまりしないようにしています。

2016年6月22日水曜日

兼松エレクトロニクス 安定した業績で地道に増配継続中

2008年投資銘柄の紹介です。
今回は、兼松エレクトロニクスです。

兼松エレクトロニクスは、名前からわかる通り兼松傘下の企業で、ITインフラの構築や運営などを手掛けています。

分野的には競争は多いでしょうが、まだまだ伸びるだろうし、保守・運営などで長く安定的にかせげるのではないかと考えました。自分の保有株にはかけている分野なので分散にもなるので好都合でした。

この会社も自己資本比率とPBRのスクリーニングでピックアップしました。

自己資本比率は、70%以上あり、財務はOK。PBRは、0.5-0.6程度と割安度もOK。

株主優待銘柄ではありませんが、兼松が株式の50%以上を握っている親子上場になっており、配当利回りは4%台半ばくらいとかなり魅力的です。

業績は安定していて、それでいてやや増益傾向にあり、かつ配当性向が高すぎない状態でとてもいい感じでした。
今になって振り返るともっと投資しておけば・・・・、と思ってしまうような銘柄です。



投資単位が10万円以下とお手軽感もあり、さっそく投資を開始したのは、2008年5月です。

2008年5月 804円 100株 購入

その後株価は大きな変動はなく経過していたように記憶しています。

2009年は、プチ株でちょっとずつ投資するということを試していたので24株ほど追加です。

2009年11月 807円 24株 購入

その後順調に配当を受け取っていきます。

2014年になって株価が上昇しているものを中心に端株を整理していくことにしまして、兼松エレクトロニクスの24株も処分しました。

2014年12月 1715円 24株 売却 20000円くらいの利益確定

配当は順調に増加しており、今は年利回り税引き後で7-8%くらいにまで達しておる優良銘柄です。



受け取り配当総額は40000円を超え、売却益の20000円を加えると60000円以上を回収済みとなります。投資金額の75%を回収済みということで恩株となる日も近いです。

もちろんこのまま継続保有の方針です。

2016年6月19日日曜日

ミニストップがインドネシアを撤退

こんにちは。

今日は、保有株についての動向です。

イオン系列でコンビニ業界5位のミニストップがインドネシアを撤退するそうです。2013年にインドネシア進出してフランチャイズで6店舗を展開していたのですが、採算が改善せず撤退することになったとのことです。

ミニストップの海外店舗は、早くから進出していた韓国が圧倒的に多く、こちらは順調ですが、ほかの国への進出は遅れており、安定して海外での収益があげられるようになってくると安心して保有できるんですが、なかなか難しいようです。

私の現在の投資方針として、海外での稼ぎ・収益・投資というものを重視しています。日本国内の経済は、やや上向きとは言え、今後の人口減少は確実なわけで海外で稼いでいかないといけないわけです。

特に長期に保有していく上では、かなり大切なことだと考えています。先日も幸楽苑がタイから撤退したところなので、ミニストップも続いたようで残念でなりません。

報道によると新たな現地パートナーを探して再度挑戦する可能性にもふれているので期待したいところです。

配当性向が高すぎるのでそろそろ減配の可能性もあるんじゃないかと思っているのですが、ソフトクリームが美味しいので、たぶん継続保有するんだろうと思います。

それでは、また。

2016年6月18日土曜日

前澤化成工業:財務堅実・お米の優待も魅力的

今回も2008年投資銘柄の続きで、紹介するのは、前澤化成工業です。

前澤化成工業は、塩化ビニル製の上下水道に関連した製品(継ぎ手など)を中心に製造している会社です。また、産業用の排水処理の設備関連も展開中です。


まずは、いつもの自己資本比率+PBRでスクリーニングしてピックアップしました。
自己資本比率は80%以上あり、財務は堅実です。さらにPBRは、0.5程度と割安になっていました。

次に配当利回りと株主優待をチェックです。
配当は年25円程度の安定配当で、配当利回りが2.5%程度でした。株主優待として、新潟県産コシヒカリが3㎏(100株の場合)ということで銘柄チェックは、ほぼ合格です。

あとは、配当性向は高すぎず、安定配当は継続できそうです。業績的にも安定している感じでした。

これで投資開始決定です。

相場全体の下げにしたがって、前澤化成工業の株価も徐々に低下してきましたので、まずは100株購入です。

2008年4月 1200円 100株 購入

その後もさらに株価は下がったので、これは自信をもって追加投資しました。

2008年10月 850円 100株 購入

これで平均取得価格は、1035円程度になりました。

さらに株価は低迷します。2011年には600円を切るレベルへ低下しました。ここでも追加投資すればよかったのですが、追加せずそのまま継続保有していました。

この時期は、多くの銘柄で株価がちょうど底値になっていた時期でした。なので他にもいろいろと投資したい銘柄が多くあり、前澤化成の追加は見送りとなりました。

それから、前澤化成の業績です。安定している業種だと思っていたのですが、住宅向けの製品が多く、結果として住宅の着工件数にかなり影響を受けているということがわかりました。この辺は事前の調査不足だと言われればその通りで反省すべき点でした。

住宅の着工件数は、大体のところ日本全体の景気と連動しており、結局、この会社の業績は景気にかなり左右されていたというわけでした。

前澤化成の株価は、2015年には1300円台になりますが、その年の後半から低下しはじめます。

現在は1000円前後に落ち着いてきています。含み益がちょうどほぼなくなった状態かちょっとマイナスのあたりです。
ただし、その間に予定通りの安定配当と株主優待のお米をいただいていましたので、想定通りといえば想定通りという感じです。

投資開始時点での評価からの変化としては、業績の安定感に疑問符が付いた程度であり、他は問題ないのでこのまま継続保有の方針でいきます。

それでは、また。



2016年6月17日金曜日

イギリスのEU離脱問題で大荒れ

こんにちは。

ここ数日の株式相場は、イギリスのEU離脱についての国民投票問題で大揺れですね。

経済に与える影響がどのようなもので、規模はどのくらいなのか、今一つわからないのですが、何かリスクがあるときは、かつては、有事のドルということになるわけだったのですが、ドル安円高となっています。

最近は、大きな変動のリスクに備えるときにどうも円高になってしまうようです。それに伴って日本の株式市場は大きく下落するというパターンです。
 業績のいい企業は、海外での稼ぎが大きいので最終的に業績の数字には為替の影響が大きくでてしまうので株式相場の反応としては仕方がようにも思えます。

しかしながら、利益を全部日本にもってくるわけではなく、現地での再投資に回したりしていれば、業績の数字上ではなく、実質的には大きな影響はないのではないかと思っています。

それなので、為替の影響だけで売られている銘柄は、買いだと思います。

それとは別に以前より物色していた銘柄が安く買えるチャンス到来ということで、頑張って仕込もうと思いますが、もう1回暴落が来るかどうかで作戦も変わってきます。

一度に出動しすぎないように慎重に行動しようと思います。

それでは、また。


2016年6月15日水曜日

伊藤園:配当が25%増しの優先株が絶対お得です。

今回は、伊藤園です。

伊藤園は、「おーい、お茶」などの日本茶飲料のメーカーで茶製品・緑茶飲料の最大手です。そして、タリーズも経営しています。

指標的には、自己資本比率・PBRとも今一つ堅実・割安とはいえない感じでした。経営自体は順調でいきなり倒産はなさそうだとかってに判断。

伊藤園は、無議決権の優先株を上場させています。この優先株が配当的には非常に魅力的だったので投資を開始することに決定。

優先株は、流動性が低いため株価が2割程度安くなっています。

さらに、配当は25%増しです。

さらにさらに、配当に最低15円/年の保証がついてます。

さらにさらにさらに、もし最低保証の配当が支払われなかった時は、累積で未払い配当が貯まってあとで支払われます。会社が解散されるときは、その他の債権に優先して未払いの配当分が支払われるというおまけ付きです。

だから個人株主にとっては、議決権はなくても問題ないので絶対にお得です。



そんなわけなので、株価が下がってきたので早速

2008年1月 1500円 100株 買い

さらに株価は下がってきてナンピン買いを

   5月 1100円 100株 買い

リーマンショックのあとに、また一段と下げたのでもう一度ナンピン買い

2009年2月  883円 100株 買い

なかなか買場が難しいのでプチ株を使って、ちびちびと買い増し。

2009年11月-2010年5月まで 
プチ株で合計 200株 買い 平均974円

そろそろ最後の買場かと思ってどんとつぎ込んだのか?

2011年1月 1015円 500株 買い

しかし株価が上昇しだすのは、安倍政権になってからのこと。
出動が早かった感じもあったが、結果的には平均1100円程度で1000株保有できており大満足です。

優先株なので配当利回りが良いのでさらに満足度アップです。

今回はこのくらいで。

2016年6月11日土曜日

ハードオフ:財務堅実。時代はリユースか?

今回は、ハードオフです。

ハードオフは、ハードオフ他様々なリユース業を展開する会社です。古本屋のブックオフとマークが似ているので関係会社かと思っていたが、資本関係はないとのこと。業務的には、ブックオフのFCも経営しているので少し関係ありというところでしょうか。

ハードオフは、財務堅実です。自己資本比率は80%以上、PBR0.6-0.7程度(だったと思う)。配当利回りは5%程度とかなりの高利回り。

ということで投資を開始です。

2008年1月 400円 200株 買い


業績は堅調に推移し、徐々に増配もあり、株価も上昇。

株価が買値の2倍以上になったので半分売却して恩株化することに決定。

2015年 960円 100株 売り 利益 54000円

これで投資資金分の回収は完了です。

その後株価はさらに上昇していきました。売却がちょっと早すぎたかと反省もありますが、それは事前にわかることではないので仕方がないですね。

現在も株価は1500円以上あり、売却してしまうか、このまま保有継続か悩ましいところです。

今のところは、恩株になっているのでこのまま継続でいこうと思っています。

2016年6月10日金曜日

アメリカの利上げは、7月以降か?

こんにちは。

アメリカの利上げは6月に絶対あると思っていたのですが、どうやら7月以降へ持ち越しの観測が強まっているようです。

正直な感想としては、あの程度の統計ならば利上げしてもいいと思うのだけけれど、アメリカ単体だけでなく、世界経済全体への影響を考慮しなきゃいけないからFRBの議長はたいへんだね。

アメリカ国内にしか権限はないのに、世界経済の番人扱いだもの。

アメリカ経済好調持続 

     ⇓

アメリカ利上げ 

     ⇓
ドル上昇・円下降

     ⇓

日本株高

などという都合のいいことを考えていた人も多かったようですが、あてが外れて日本株は足踏みといった感じですね。

アメリカでの7月利上げが濃厚になってくれば、日本株も上昇してくるのでしょうか。

私としては、仕込みをしたいのでもう少し思い切って暴落してくれると助かるんですが、ちょっと下がるとみんなが買いに出動してしまうようでなかなか下がりきらない。結局考えてることは、みな似たり寄ったりだということか。

6月の利上げは延期が濃厚のようですが、アメリカ経済自体は、好調を維持しているといってもいいので北米での稼ぎのいい銘柄への投資を増やしていきたいと考えています。

2016年6月8日水曜日

2007年のまとめ:サブプライム問題で世界的な株安へ転換。年末より物色開始

2007年のまとめです。

この年は、夏ごろにアメリカのサブプライムローンの問題に端を発した株安へ転換。日本でも小泉改革により上昇を続けていた株価は下げに転じました。

株価の下げを待って年末から出動開始しました。

年間受け取り配当総額

262128円(前年比 +47654円)

この年新たに投資した銘柄


・ダイオーズ:優待銘柄としてピックアップ。安心・割安・業績も好調を持続。

・応用地質:堅実な財務。地質調査会社ということで分散投資に。

・ゼンショー:優待銘柄。財務はあまりよくないので破綻しないことを願うばかり。規模は大きめなので大丈夫か?

2006年からの保有の銘柄

・モスフードサービス
・幸楽苑
・安川情報システム 
・キーコーヒー 
・カブドットコム証券 
・アシックス商事:TOBに合わせて売却。利益は23000円。
・トヨタ自動車
・DCMホールディングス
・JR東日本
・ソニー
・吉野家
・東北電力
・ホクト
・サトー商会
・オリエンタルランド:200000円の利益で売却。
・タスコシステム:破綻し、65000円の損失で撤退。
・日本駐車場開発:6000円の損失で撤退
・ヨンキュウ:損失0円で撤退
・ドトール:合併にともない35000円の利益で撤退
・三国コカコーラボトリング
・トラスコ中山

2016年6月4日土曜日

ダイオーズ:大好きなコーヒー優待銘柄だけど、かなりの掘り出し物でした。

今回の銘柄は、ダイオーズです。

ダイオーズは、ダスキンの代理店から創業して、現在はオフィスコーヒーサービスを主力としている会社です。

株主優待銘柄としてピックアップ。
それも大好きなコーヒーということで。

自己資本比率は70%程度、PBR0.6-0.7程度、配当利回りは、2.5%くらいとまずまず。

業績も安定しておりやや好調な感じ。

2007年夏にサブプライムローン問題からアメリカ初の株安が発生したので、株価が下がるの待って、投資を開始。

2007年12月 520円 300株 買い

300株なのは、株主優待が300株からだからです。

業績は順調で、近年はアメリカ事業が好調です。
配当は15円/年だったのが徐々に増配し、23円/年までになっています。

優待は、コーヒー100杯分のコーヒーの粉です。いろいろな種類のコーヒーが小分けで入っており、たいへん楽しめます。大満足です。

業績が予想以上に好調で、株主優待も大満足なのでもちろん長期保有の方針です。

それでは、また。

2016年6月1日水曜日

応用地質:堅実な財務。分散投資で地質調査会社へ投資。

今回は、応用地質です。

応用地質は、地質調査やその周辺事業を行っている会社です。

自己資本比率は80%、PBR0.5以下、配当利回り2%程度。
配当は12円x2/円の安定配当。

割安・安心株としてピックアップされた会社です。


地質調査会社ということで分散投資の意味もあり投資決定。

2007年12月 1250円 100株 買い
2009年 2月  927円 100株 買い
   11月  744円  26株 買い
2011年 8月  811円  26株 売り

2009年にカブドットコム証券でプチ株サービスという単位未満株を買えるサービスが開始されました。
それで、ちょっと使ってみたくて半端な株数の売買がちょっと入ってます。

その後、端数の株は処分に困ることもあるので早めに売却する方針に変更して売却しています。

倒産の危険はなさそうなのでこのまま保有の方針です。

それでは、また。

2016年5月28日土曜日

ゼンショー:優待目当てで購入。破綻しないことを願いつつ投資。

今回は、ゼンショーです。
牛丼のすき家を展開している会社で、ほかにもいろいろ傘下に企業を持っています。

財務はあまりよくないのでちょっと不安はあったものの、優待目当てで投資を開始しました。

2007年12月 1104円 100株 買い
2008年 2月  712円 100株 買い

2009年 6月  524円  30株 買い
   11月  635円  30株 買い
2010年 6月  900円  30株 売り
   11月  770円  70株 買い
2013年 1月 1053円 200株 買い

2007年に投資を開始して、株価が下がるの合わせてちょこちょこと追加投資。
さらに、優待目的で2013年に500株まで買い増し。

すき家のワンオペ問題では、赤字計上し、ちょっとピンチもありました。しかし、多角化が成功しており、はま寿司の好調に支えられて復活した感じですね。また、海外展開も積極的なのも評価できます。

当分破綻の心配はなさそうのなので優待を楽しみつつ長期保有の予定です。

それでは、また。

2016年5月25日水曜日

2006年のまとめ:継続的に新規銘柄を物色中。

2006年のまとめです。

年間受け取り配当総額

214474円(前年比 +102150円)

この年新たに投資した銘柄

・オリエンタルランド:優待目当てで購入。

・タスコシステム:優待目当てで購入するも・・・

・日本駐車場開発:結局短期で損切

・ヨンキュウ:結局短期で終了

・ドトール:優待目当てだったのに・・・

・三国コカコーラボトリング:安心な優待株

・トラスコ中山

2005年から保有の銘柄

・モスフードサービス
・幸楽苑
・安川情報システム 
・キーコーヒー 
・カブドットコム証券 
・アシックス商事 
・トヨタ自動車
・DCMホールディングス
・JR東日本
・ソニー
・吉野家
・東北電力
・ホクト
・サトー商会
・西友:ウォルマートのTOBあり売却。
・宮:1月に売却。200000円近くの損失を確定。

カブドットコム証券で短期トレードにはまってしまう。泥沼にはまりかけて・・・
他の銘柄は、予定通り長期保有継続。

2016年5月21日土曜日

三国コカ・コーラボトリング:今は、合併してコカ・コーライーストジャパン

今回の銘柄は、三国コカコーラボトリングです。

日本のコカコーラボトリングの会社は、各地域にあり、地元の有力企業が出資をしているのが特徴です。北海道なら大日本印刷、四国なら日本本製紙という具合です。

三国コカは、三井物産が出資してました。

どのボトリング会社にも共通している点は、自己資本比率は高く、PBRは1未満。爆発的なに利益が増えることはないけど安定的に利益を稼いでいることです。

株主優待もあるし、それに筆頭株主への信頼もあって投資を決定。

2006年11月 1158円 100株 買い

株価の下げにしたがって買い増し。

2008年 900円 100株
2009年 780円 100株
2011年 655円 200株

2013年にコカコーライーストと合併
100:79の比率で新株分配だったので持ち株が395株になってしまいました。

そこで5株1481円買い増して400株に。

株価kが大きく上昇しているので一部売却へ
2015年 2038円 100株 売り

計算上は、現在投資資金の50%以上回収済みなのでこのまま、長期保有の方針です。

それでは、また。

2016年5月20日金曜日

総合商社への投資に対する考え

こんにちは。

今回は、株式投資方針に関する話です。

総合商社は、資源関連の1000億円単位の減損を連発しているわけです。私の総合商社に対してどのように考えて投資を行っていく予定かということを書いていきます。

一般的には、総合商社は資源関連株という認識なわけです。それで中国経済の減速の影響で資源価格は軒並み下がり収益が悪化した権益について減損処理を重ねています。

私の個人的な見解としては、世界中のさまざまな権益に投資している総合投資会社だと考えています。今までは、資源に関しての権益への投資が大きかったので資源関連株と認識されることが多いだけです。もともとインフラ関係への投資も多く、現在は非資源化をすすめており、資源以外の権益への投資を増やしています。

株式投資の方針として、これから日本は人口が減少していくので投資するなら海外での稼ぎが重要になってくると考えています。そのような視点で考えると総合商社というものは、個人では難しい海外でのさまざまな案件に当投資をしてくれる総合投資会社と考えられます。そして私もそのように評価しています。

次に総合商社の巨額の赤字についてです。もちろん、赤字にはならない方がいいし、減損処理しなければならない状況にはならない方がいいわけです。しかしながら、普通に商品が売れなくて赤字になるのとはわけが違います。そのような会社が黒字化するのは、かなりハードルが高いです。しかし、減損処理してしまえば、総合商社は翌年からまた普通に巨額の利益を生み出していくのです。

減損処理による赤字によって株価が下がっているうちに、追加投資していく予定である。

まとめると

・総合商社は、総合投資会社である

・われわれ個人に代わって世界中に投資してくれる

・赤字は一過性の減損処理の結果である

・稼ぐ地力があるので心配していない

・今が投資のチャンスかもしれない

今日は、このくらいで。

2016年5月18日水曜日

トラスコ中山:塩漬け株だったのにいつの間にか恩株化に成功

今回の銘柄は、トラスコ中山です。
トラスコ中山は、工場や作業現場向けの工具・機材などを中心扱っている会社です。

優待株としてピックアップしたのですが、財務良好・割安感もあり業績も安定していたので投資決定。


2006年2月 2605円 100株 買い
    6月 2300円 100株 買い

市場全体に高値感があったのでいったん売却。

2007年2月 2500円 100株 売り
   5月 2500円 100株 売り

市場全体の下げに伴いトラスコ中山の株価も下げてきたので投資再開。

2007年8月 2100円 100株 買い
   10月 1700円 100株 買い
2008年1月 1293円 100株 買い

なんかもっと下げそうで不安になったのか?一部売却。

2008年2月 1600円 100株 売り

その後さがったので買い増し。
2008年7月 1550円 100株 買い
   8月 1400円 100株 買い

その後はしばらく辛抱の長期保有。

徐々に回復してきていた株価は、2014年からさらに上昇。
さすがに上がりすぎかなと思って一部資金を回収。

2015年1月 3200円 100株 売り
   2月 3500円 100株 売り

その後も株価は上昇。少し売却は早かったようだが、投資資金分の回収は完了し、恩株化に成功。

あとは、長期保有で配当を受け取るだけの予定です。あと株主優待も気に入っています。

それから見た目ですが社長さんが頼もしく見えます。

それでは、また。

2016年5月14日土曜日

ドトールコーヒー:優待目的で買ったのに1回も優待もらえなかった。

今回の銘柄は、ドトールコーヒーです。

コーヒーのチェーン店を展開している会社でした。

コーヒーが好きなので株主優待目的に投資しました。


自己資本比率・PBR的にも問題なさそうだったので決断しました。

投資開始は、2006年の年末になります。

2006年11月 1955円 100株 買い

2007年3月 2325円 100株 売り 35000円の利益

株主優待目的で投資を開始したものの、すぐに日本レストランシステムとの統合が発表されました。株主優待については不透明でしたので売却することに決定します。

短期の投資で利益を出しましたが、当初の目的である優待品は手にすることができませんでした。

まっ、こんなときもあります。

それでは、また。

2016年5月11日水曜日

日本駐車場開発 & ヨンキュウ

今回の投資銘柄は、日本駐車場開発 & ヨンキュウです。

日本駐車場開発


日本駐車場開発は、駐車場経営とスキー場の運営を行っている会社です。

はっきり言って投資金額が小さいのでなんとなく目について投資してみた会社です。



2006年11月 15350円 1株 買い

よく考えればスキー場経営が今後莫大な利益を生み出す可能性は小さいわけで、早速売却を決意する。株価は、なかなか反転せず、あきらめて損切。

2007年3月 9690円 1株 売り 6000円の損失

なんとなく投資というのは、非常によくないと改めて思わされた銘柄でした。

ヨンキュウ


ヨンキュウは、宇和島にある会社で魚の養殖関係の業務を手掛けている会社です。

小さな会社で、自己資本比率は高く、PBRも低く、割安と判断して投資決定。漁業において、漁自体よりも今後養殖の比重が大きくなるのではないかと長期的に視点でも有望と判断しました。

2006年11月 1260円 100株 買い

長期的視点で投資したはずなのだけど、なぜか長期保有の意欲が減退。

2007年3月 1280円 100株 売り 収益は、ほぼ0円

今一つな感じの2銘柄でした。

それでは、また。

2016年5月8日日曜日

2月決算の会社から封筒がたくさん届く季節になりました。

こんにちは。

相変わらず、日米の中央銀行の出方によって乱高下する展開が続く株式市場ですね。

日銀の緩和期待で株価が上昇していたのは、露骨すぎたと思っています。なので今回の円高・株価下落は想定ないといった感じでしょうか。

アメリカの利上げも慎重な姿勢で今回は行わなかったわけですね。でも次回は、そろそろ利上げをしないと正常化に向けての道のりが遠のいてしまいそうです。

長期投資家としては、5月に入ると2月決算の会社から株主総会の招集のお知らせがたくさん届いくシーズンです。
業績は、全体としては減速感もあるもののまずまずといえるでしょう。

その中で気になった銘柄は、ミニストップです。

イオン傘下のコンビニで、業界5位。ソフトクリームなどのフードコーナー併設が特徴ですね。
気になっている点は2つ。

・一つは、黒字基調ではあるのですが、純利益に対して高配当を継続しすぎている点です。

・もう一つは、今期の決算では、海外事業が赤字転落している点です。ミニストップの海外事業は、早くから韓国に進出していました。現在の韓国経済の状況の影響でしょうか。

ミニストップのソフトクリーム(株主優待で無料券がもらえる)はおいしいし、高配当のおかげで損益分岐点は結構さがっているので、そのまま保有の予定です。

ただし、今後の業績に注意が必要でしょう。

それでは、また。