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2017年1月14日土曜日

幸楽苑が下方修正。初の最終赤字の予想。やはり、売却は正解だったようだ。

こんにちは。

ラーメン店チェーンの幸楽苑が今期の予想を下方修正し、最終損益が3億円を超える赤字になると発表しました。

パッと見、近所の幸楽苑は変わらずに繁盛しているように見えましたが、やはり異物混入問題が大きく影響していたようですね。さすがに従業員の負傷した指ですからね。

事件後、客数が急減、既存店の客数は、10%近い減少となり、売上高も同様に減少しています。

もともと薄利多売の290円ラーメンで勢力を拡大していったチェーン店ですので、客数減はそのまま響きますね。

前月比の客数は、昨年10月には93%、11月には83%まで落ち込んでいますのでかなりの打撃です。12月には90%台へ回復していますので、徐々に客数は戻っていくと思いますが、完全には戻り切らない可能性もありますね。

業績的には、年20円配を安定的にするにはちょっと足りない感じできていましたので、ちょとしたことでかなりの業績悪化になるように思います。

現在の株価は、相場全体につられる形で上昇していましたが、これも先週までのことで、週明けからは、下げていくものと思います。

幸楽苑の株価が上がっているので、昨年10月に早々に見切りをつけて売り払ったのは早まったかとも少し思いましたが、やはり正解だったかなと改めて思っています。

事件自体は、売却のきっかけにはなりましたが、以前から売却のタイミングについては考えていたので事件が起きたから売却したというわけではありません。

今後も安心して保有していられない銘柄については順次処分を検討していく予定です。