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2017年3月25日土曜日

2014年2発目は、日本高純度化学 財務良好・高配当のかなり理想に近い銘柄

NISAが始まった2014年の2つ目の投資は、日本高純度化学。

財務良好・高配当のかなり理想的に近い銘柄でした。
日本高純度化学は、電子部品の接続部使用される貴金属のメッキ薬を専門に扱う会社です。商品の性質上、電子部品業界の生産によって業績が左右されます。

自己資本比率は、80%後半と財務良好です。無借金経営をしています。これは長期投資をする上で非常に安心です。
スマートホンの売れ行きなどに大きく影響される電子部品業界の影響を受ける会社としては、2-3年くらい業績が低迷しても大丈夫なくらい財務体質であれば安心して長期投資ができます。

PBRは、1を超えていたと思います。1-1.5の範囲だったと記憶しています。財務状態と配当を考えると許容範囲内と判断しました。また、株価が下がったら是非追加で投資したい銘柄でしたからよしとしました。

配当は、3.6%と高配当の安定配当です。
配当利回りが良くても業績により大きく変動する銘柄だと業績低迷時に配当が大きく減ってしまいます。その点、安定配当を基本した配当政策を取っている会社は、業績がいい時に少しずつしか配当が上がらないという欠点があるものの、よほどの業績悪化がない限り減配はせずに安定的な配当を継続します。
会社の業績が予想できなくても長期的な見通しが立つので、キャピタルゲインを期待した長期投資では良いことだと評価しています。

配当性向は、60-70%とちょっと高めなのですが、継続的な安定配当が可能な財務がありますし、意外と業績自体も安定しているのであまり心配していませんでした。

そして、実際の投資は2014年1月です。

2014年1月 220000円 1株 買い

当時は、単元が1株となっており、株価が20万円くらいでした。
2014年4月には、1:100の株式分割が行われましたので、2200円で100株購入したのと同じことになります。

2015年の2月には、株価は2600円まで上がりましたが、そこをピークに株価は2000円を割り込むまで下がり、2016年半ばまで株価は低迷しました。

そこまで下がったので、追加投資をしました。
2016年8月 1987円 100株 買いです。

PBRが1を超えていることから、買場を慎重に検討した結果として、この時期の追加投資となりました。

2016年後半から株価は反転して、現在は2500円前後で推移しているところを見ると、非常にいいタイミングで追加投資ができたと思います。

はじめの投資はNISAの口座でできたのですが、追加投資は課税口座での投資となってしまいました。この点だけは、ちょっと残念でした。

今回も非課税口座ということで、配当利回りを優先して、PBRの基準を少し緩和しての投資となりました。結果としてはなかなかいい投資となりました。