sponsored link

google ad

2016年8月8日月曜日

総合商社2016年4-6月期決算と伊藤忠商事の問題について

こんにちは。

総合商社の4-6月期の決算が出そろいました。もともと3ヵ月ごとの決算はほとんど気にしていないのですが、昨年三菱商事と三井物産が赤字となったこともありますので、一時的な減損の問題であることを確認しておくことぐらいは必要かと思いました。

丸紅や住友商事がエネルギー・金属部門で赤字事業の影響を大きく受けているものの全体としてはまずまず稼いでるようでした。伊藤忠商事も資源部門の比率は低いものの資源部門自体は9割の減益となっているようです。

三井物産は、オーストラリアの鉄鉱石が、三菱商事はオーストラリアの石炭が好調だったようで、通期では黒字復帰の予想となっています。

全体として稼ぐ力は健在のようなので、まずは安心です。株価が下がる局面では、積極的に追加投資をしていくつもりです。

さて、空売り専門のアメリカの運用会社が伊藤忠商事の会計処理に疑問を呈した問題です。本当だとしても、伊藤忠商事の反論が正しかったとしてもキャッシュを稼ぐ力には影響はないと考えます。結局会計上の問題なので、もしかしたら減損処理が必要になるかもしれないと思っておけば問題ないでしょう。

伊藤忠の株価は下がっているので、さっそく買い注文を入れておきました。欲張っているのでなかなかヒットしないとは思いますが、こういうチャンスにコツコツと買い足していくつもりです。

アメリカの空売りファンドさんの目標株価は、なんと680円くらいということですので、ゆっくりと下がるのを待つのがいいか、悩ましいところですね。

それでは、また。