さて、今回の話はネット証券大手のマネックス証券です。
私が株式投資を始めたのは、ちょうどネット証券ができはじめて、各証券会社もネットトレードに対応しはじめた頃でした。その中でもネット証券といえば、「マネックス証券」というくらいネット証券の代名詞的存在だったのがマネックス証券でした。マネックス証券は、ゴールドマンサックスの幹部ポジションをけって日本に帰ってきた松本大さんがソニーの支援を受けて設立したネット証券会社でした。日本でも株式というものをアメリカのように身近なものにしたいという理想を掲げていました。10億を蹴った男なんていわれたりしてました。
きっとすごい証券会社になるにちがいなーいと思って早速、口座開設して取引開始しました。なんか少し前にも同じよう思い込みが・・・・。
このときは、まだ大京の泥沼にはまる前。吉野家のトレードも比較的順調だったのですぐに出動です。
2001年8月 30500で買い
しかし、株価は低迷・・・・。
そのまま塩漬けに。
残念ながら、日本では株式はそれほど身近なものにはなりませんでした。その代わりに、ネット証券を利用したセミプロのようなトレーダーたちを生み出しました。私もまた、そんな専業トレーダーを目指してみようかなぁなんてまだ思ってたりなんかしたんですよね。
結局のところ証券会社の収益は、そのような人々の手数料に依存しており、個人の長期保有では儲からないわけなんですよね。
その後、このマネックス証券株が塩漬けから脱出するには、小泉改革による株価上昇まで待たなければなりませんでした。
結果:2004年7月 120000 売り 86350円の利益
結果オーライな感じですが、・・・。
次回は、東北電力の話です。
それでは、また。