2008年投資開始銘柄、まだ続きます。
それまでまで順調に株価が上昇してきていたので、どうしても心理的に株価が高く感じてしまい手が出しにくくなっていたところにリーマンショック発生です。
株価が急落したので、今度は急にお得な感じがしてきて結構しこみました。とはいっても、株価の下がり局面は、まだまだ株価が下がりそうでなかなか思い切って買いに出動できない時も多いんですよね。
でも今回は思い切って買いに行きました。
株主優待につられてしまうので、どうしても保有銘柄は外食系や小売り系の比率が大きくなってしまっていたので少し電機系・製造系に絞って銘柄を選んでみました。
私の保有銘柄には製造系が少ないのですが、トヨタ自動車をかなりの額保有しておりました。日本の多くの会社が自動車関連の好調・不調の影響をもろに受けるので、結局トヨタ自動車をもって入れば十分だったのかもしれませんが、新たな試みでした。
第1弾としてKOAを選びました。
KOAは、固定抵抗器で世界首位級。国内生産比率70%と高いのが特徴です。本社が長野県にあるのも変わっています。中学か高校のときに長野県は精密機械が盛んだと覚えたのを思い出して懐かしく思いました。
さて、そのKOAですが、自己資本比率は80%と財務良好です。PBRも0.5-0.6程度と割安度も十分でした。配当利回り、配当性向などもそこそこだったように記憶しています。
というわけで株価の下げ局面ですが思い切って投資開始です。
2008年9月 600円 100株 買い
思い切って株価の下げに買い向かったわけですが、ちょっと早すぎました。
投資開始した翌月には、600円だった株価がもう400円を切ってしまいました。
それなりに専門種目があって、財務に余裕があるのでつぶれる心配はないだろうと思っていますので、思い切ってナンピン買いに出動です。
2008年10月 393円 100株 買い
しばらく株式相場全体が低迷しているので、どうしても弱気になってしまいます。ちょっと株価が上がったら売ってしまいたい気分になってきました。
2009年になって少し株価が持ち上がったところで売却してしまいました。
2009年6月 771円 200株 売り 52000円の利益です。
1年せずに充分な利益をあげていますので、短期投資としては十分成功です。しかし、長期保有に耐えられるように財務良好・割安な銘柄を選んでるわけなので不安に負けて利益確定に走ってしまったのはどうだったのか、悩ましいところです。利食い千両なんていう言葉もありますので成功として喜ぶできなのか?
やはりあっさり売却してしまったのは、株主優待銘柄ではなかったからかなぁなんても思ったりします。やはり思いっきり優待の誘惑に負けてるのだろうか。
いろいろと考えるところのある投資でした。
最近、また銘柄の偏りがちょっと気になり始めて、また投資再開してみました。
自己資本比率は相変わらず80%と財務良好、PBRは0.5-0.6と変わらず割安です。
2016年6月 775円 100株 買い
ちょっと株価は下げていますが、今回は長期保有の気持ちは揺らいでいません。配当利回りが3%半ばとなっているのも支えになっています。
それでは、また。