コカコーラボトリングは、やっと東西の統合の話がまとまったばかりですが、今度はキリンと提携するとのことです。清涼飲料業界も競争は激しく、これからの人口減少も考えると単独で戦うのは厳しいと考える会社もでてくるわけですね。
コカコーラの東西統合・キリンとの提携、効果は徐々にしかでてこないでしょうから、のんびり長期保有で成果を待ちたいと思います。
コカコーラ東西統合の話はこちらから。
コカ・コーラ ウエストとコカ・コーラ イーストジャパンが統合を発表
キーコーヒーは、中間決算が増益、通期の予想も上方修正です。
通期の純利益は、10億円の予想を12億円と修正しました。
配当は、中間・期末とも9円で年間18円となります。業績悪化で減配してから徐々に持ち直しています。減配前の年間20円の配当まで、あと一歩のところまできていますね。
コーヒー豆の相場も結構大きく動くので、高値の時に商品への価格転嫁ができないと経営的には、結構きつくなるわけですよね。
そんなときにも財務的に余裕があれば、株主としては安心して業績が回復してくるのを待っていられるのです。優待銘柄だからつぶれなければいいか、という考え方でもいいのですが、良好な財務体質は優待銘柄であっても安心して長期保有できます。
今年もコーヒー豆の相場は、また高騰しています。
ベトナムでの干ばつだった上に、他の産地も天候不順の影響が出ており、ノブスタ種の価格が上昇しています。アラビカ種も今年は裏年のため、収穫量が減少する予定で価格が上昇しています。
もちろん、折込済みのことと思いますが、ちょっと心配しています。
日本の株式市場全体が調子がいいこともありますが、株価では、コカコーライーストとキーコーヒーは、連日年初来高値を更新するという好意的な反応がみられました。
長期的にはこの株価がどうなってくるのかはわかりませんが、すぐに売るという選択肢は考えていません。